小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:イナダ 580キロ、マルソウダ 400キロ、ウルメイワシ 130キロ、サバ 90キロ、アカカマス 70キロ、サクラエビ 40キロ
「石橋」定置:イナダ 170キロ、マルソウダ 100キロ、アカカマス 60キロ、イサキ 60キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 680キロ、イナダ 360キロ、ウルメイワシ 210キロ、ヤマトカマス 120キロ
「原辰」定置:マルソウダ 120キロ、ヤマトカマス 90キロ
「江の安」定:マルソウダ 120キロ、ヤマトカマス 90キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:イナダ 1.9トン、サバ 300キロ、クロタチカマス 60キロ
「大磯」定置:アジ 90キロ ほか
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 100キロ
ITの世界で幅を利かせる「プラットフォーマー」で有名なのはアメリカのGAFAや中国のBAT。彼らはその独占的なサービス提供の立場から優位的な契約を履行せしめる強権的な企業であり、その取引関係は絶対的な隷属関係になる。たとえそれに抗うが為に団体を作ったとしても、サイトのリンクや決済の取り決め等、その呪縛から逃れることは容易ではない。
対して我々、魚市場は、取引関係にある諸団体とは常に「フラット(平坦=対等)」な関係を構築し、信頼と誠意でその絆を強化する単純明快さが必要だと思っている。
加えて、改正された卸売市場法の下では、魚を売りたい、魚を買いたいと思った時に「ふらっと」訪れる事のできるアプローチの容易さと取引のハードルの低さは当然求められるし、それによって将来の市場像は、生産者にとっても消費者にとっても、もちろん我々にとっても大きく変化することになると考えられる。
現在進行形で市場の存在価値が揺らぎ、薄くなる時代だからこそ、近いうちに必要不必要を含め、しっかりとその課題を洗い出し、その意義を浮き彫りにしていく事が必要になるだろう。