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2019年11月29日

魚市場のロングセラー

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバフグ 290キロ、イナダ 190キロ、アジ 170キロ、アカカマス 240キロ、ヤマトカマス 100キロ、ヒラソウダ 110キロ
「石橋」定置:アジ 210キロ、サバフグ 470キロ、イナダ 300キロ、ムロアジ 300キロ、ヤマトカマス 150キロ、メアジ 260キロ、イサキ 100キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:サバフグ、マルソウダ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:イナダ、ワカシ 430キロ、ショウゴ 100キロ、イサキ 90キロ、カゴカキダイ 70キロ
「大磯」定置:アジ 80キロ ほか

20191129_hakone.jpg昭和がまた遠くなった冷たい朝。
箱根山が白く染まり、港内に数羽の渡り鳥が降り立った今日。
「いいフグの日」に小田原の海も「サバフグ」の大漁が続いてます。
「シロサバフグ」をメインに「クロサバフグ」も混じりながら、大から小まで選り取り見取りで緑のおばさんはウルトラの母。
同じく緑と言えば、翡翠色とエメラルドグリーンのグラデーションが美しい魚、晩秋の味覚である「アカゼムロ」を忘れるわけにはいかない。
20191129_akaze.jpg正式名称「ムロアジ」は、金色と紅色の尾びれを持ち、見た目にも美しく、知る人ぞ知る食べても美味しい魚として特筆級の一級地魚である。
ようやく「ムロアジ」が獲れはじめた小田原の海、昨日ぐらいから「イシダイ」や「ブリ」の来遊も見えたりして、実に冬らしい雰囲気である。この季節ならではの脂のりと「アジ類」特有のうまみに、血合いのクセが合わさって程よい口溶けを実現。
冬の定番曲「北風小僧の寒太郎」を堺正章バージョンと決めている私にとって、晩秋の「ムロアジ」は誰がなんと言おうと小田原産に限るのだ。
posted by にゃー at 14:48| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする