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2020年02月21日

魚市場は未来のための金曜日

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 210キロ、小サバ 100キロ
「石橋」定置:サバ 300キロ ほか
「 岩 」定置:イシダイ、ヤリイカ ほか
「原辰」定置:サバ、ヤリイカ ほか
「江の安」定:メジナ 190キロ ほか
「二宮」定置:サバ ほか
「福浦」定置:イシダイ 250キロ、メジナ 200キロ
「大磯」定置:サバ、サバフグ ほか

伊豆方面からは、
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 65キロ
「下田釣船」:釣メダイ 85キロ ほか

東方面からは、
「三崎釣船」:釣メダイ 110キロ

和歌山船・・・釣カツオ 180キロ ほか

1582229193809.jpg連休前にきてグンと幅の広がる魚種、そして水揚げ量。ちょっと早いが、初鰹の入船もあってラインナップがさらに充実。
沖から「キンメ」と「メダイ」もやって来ればニラ炒めの食べ放題。そして、そこへ滑り込む「メジナ」の大群。いわゆる「グレ」。
「あなたたちを許さない」のは「グレタ」、これは「グレ」だ。
この季節、「メジナ」は「寒グレ」と呼ばれ、産卵前の脂のりが絶品として珍重されます。
黒一色の「メジナ」は、見た目にも地味で黒子のような魚だが、そんな普段目立たない魚も年に一度くらいは目立つ事が許されるのです。
この海の多様性と懐の深さを守らなくてはならない。
今年も謎の漁獲低迷が続いている相模湾ではありますが、この変化の原因が何なのかハッキリしない中で、今こそ環境変動を抑えるために、我々は待ったなしに自らの生活のためではなく、地球環境のためを最優先に考える必要が差し迫っていると考えるべきなのかもしれないのです。かの船の件を見てもそう、あれこれと思い巡らせているこの今でさえ、時間は確実に経過し、環境は着々と悪化の一路を辿っていくのだから。

今日のヒラメ ・・・ 181枚
posted by にゃー at 15:34| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする