小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:小サバ 500キロ、サバ 150キロ、チダイ 70キロ
「石橋」定置:小サバ 240キロ、スルメイカ 50キロ、サバ 50キロ
「 岩 」定置:ボラ 340キロ、イシダイ 130キロ、サバ 260キロ、小サバ 160キロ
「原辰」定置:小サバ 750キロ、サバ 170キロ
「江の安」定:小サバ 120キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 440キロ、チダイ 100キロ、ヒラメ 50キロ、イシダイ 50キロ
「福浦」定置:小サバ 670キロ、サバ 130キロ、アオリイカ 200キロ
「大磯」定置:小サバ 120キロ、サバ 110キロ、アカカマス 110キロ、スズキ 50キロ、アオリイカ 40キロ
伊豆方面からは、
「網代定置」:ヒラマサ 400キロ、ワラサ 450キロ、スルメイカ 110キロ
「宇佐美釣」:釣ケンサキイカ 170キロ
「真鶴定置」:チダイ 80キロ ほか
世間はスッポリ大型連休に入ったというのに、連休らしい魚の姿は見えねえし、とうとう4月いっぱい学校は休みだってのに、「小サバ」連中はぞろぞろ網に列をなしてきやがるし。まったくどうして今年の4月は、9年前を思い出させる低調ぶり。
明日から5月、魚の変わるタイミングでもないが、ちったあ花のある魚の顔を拝みたいものだ。
しかして世間は自粛ムード一色で、花のある魚の出番はトンと無し。
さりとて定置網をロックアウトするわけにはいかない以上、人間の出入りを禁止するしかないのかも。
今日のヒラメ ・・・ 462枚
2020年04月30日
2020年04月28日
今こそ魚市場ーイーツの出番
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:小サバ 200キロ ほか
「石橋」定置:小サバ 320キロ、サバ 180キロ
「 岩 」定置:アオリイカ 80キロ、小サバ 320キロ、サバ 160キロ、スルメイカ 120キロ、アカカマス 90キロ
「原辰」定置:アオリイカ 60キロ、小サバ 90キロ
「江の安」定:サバ 150キロ、アオリイカ 30キロ
「二宮」定置:イシダイ 530キロ、マダイ 110キロ、ワラサ 90キロ、小サバ 200キロ、チダイ 60キロ、ヒラメ 90キロ、ウマヅラハギ 50キロ
「福浦」定置:サバ 1.2トン、アオリイカ 110キロ
「大磯」定置:アジ 50キロ、小サバ 310キロ、サバ 180キロ、タチウオ 40キロ
伊豆方面からは、
「網代定置」:アオリイカ 370キロ、ヒラマサ 390キロ、スルメイカ 110キロ
「宇佐美釣」:釣ケンサキイカ 180キロ
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 65キロ ほか
「ウーバーイーツ(Uber Eats)」って、飲食店への注文を自宅に配達してもらうサービスだけど、残念ながら現在の所、小田原はサービスエリア外になっている。
今、構想してる「魚市場ーイーツ」とは、アプリで今獲れている旬の地魚の中から食べたい刺身をピックアップして発注、最寄りの登録された配達パートナーである魚屋さんに買い付けから盛り込み、デリバリーまでお願いしてしまうと言う、超がつく程の魚好きのための画期的プロジェクトである。
これって普通に魚屋さんに行って、おすすめ地魚の盛り込みを注文するのと何が違うの?と言われるとぐうの音も出ないのだが、要するにお金さえ出していただければ、「テングダイ」や「ムシガレイ」、さらには「ミシマオコゼ」や「カタボシイワシ」と言った、まず普通の刺し盛りにも入らない様な魚種さえも選ぶことができてしまうと言う、100%魚好きの為を考えたシステムとなっている。
これでもかというくらいに魚を愛して止まないお客様が、必ずや満足できるであろう地魚料理を提供する為に編み出した、魚屋自ら首を絞めに掛かる程の自虐的鮮魚発注アプリ「魚市場ーイーツ」。
現在、アプリ開発のための資金集めとして「クラウドファンディング」申請の準備に動き出すも、軒並み投資家の審査で落とされている状況にあり、完成見込みは30年先と見積もられている・・(T_T)
今日のヒラメ ・・・ 344枚
「米神」定置:小サバ 200キロ ほか
「石橋」定置:小サバ 320キロ、サバ 180キロ
「 岩 」定置:アオリイカ 80キロ、小サバ 320キロ、サバ 160キロ、スルメイカ 120キロ、アカカマス 90キロ
「原辰」定置:アオリイカ 60キロ、小サバ 90キロ
「江の安」定:サバ 150キロ、アオリイカ 30キロ
「二宮」定置:イシダイ 530キロ、マダイ 110キロ、ワラサ 90キロ、小サバ 200キロ、チダイ 60キロ、ヒラメ 90キロ、ウマヅラハギ 50キロ
「福浦」定置:サバ 1.2トン、アオリイカ 110キロ
「大磯」定置:アジ 50キロ、小サバ 310キロ、サバ 180キロ、タチウオ 40キロ
伊豆方面からは、
「網代定置」:アオリイカ 370キロ、ヒラマサ 390キロ、スルメイカ 110キロ
「宇佐美釣」:釣ケンサキイカ 180キロ
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 65キロ ほか
「ウーバーイーツ(Uber Eats)」って、飲食店への注文を自宅に配達してもらうサービスだけど、残念ながら現在の所、小田原はサービスエリア外になっている。
今、構想してる「魚市場ーイーツ」とは、アプリで今獲れている旬の地魚の中から食べたい刺身をピックアップして発注、最寄りの登録された配達パートナーである魚屋さんに買い付けから盛り込み、デリバリーまでお願いしてしまうと言う、超がつく程の魚好きのための画期的プロジェクトである。
これって普通に魚屋さんに行って、おすすめ地魚の盛り込みを注文するのと何が違うの?と言われるとぐうの音も出ないのだが、要するにお金さえ出していただければ、「テングダイ」や「ムシガレイ」、さらには「ミシマオコゼ」や「カタボシイワシ」と言った、まず普通の刺し盛りにも入らない様な魚種さえも選ぶことができてしまうと言う、100%魚好きの為を考えたシステムとなっている。
これでもかというくらいに魚を愛して止まないお客様が、必ずや満足できるであろう地魚料理を提供する為に編み出した、魚屋自ら首を絞めに掛かる程の自虐的鮮魚発注アプリ「魚市場ーイーツ」。
現在、アプリ開発のための資金集めとして「クラウドファンディング」申請の準備に動き出すも、軒並み投資家の審査で落とされている状況にあり、完成見込みは30年先と見積もられている・・(T_T)
今日のヒラメ ・・・ 344枚
2020年04月27日
店名公表して欲しい魚市場
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:小サバ 300キロ、サバ 170キロ、スルメイカ 120キロ、小ムツ 70キロ
「石橋」定置:小サバ 230キロ、スルメイカ 60キロ
「 岩 」定置:ボラ 520キロ、ヒラマサ 350キロ、イシダイ 140キロ、小サバ 370キロ、サバ 120キロ
「原辰」定置:サバ 230キロ、ヒラマサ 170キロ、カタクチイワシ 60キロ
「江の安」定:サバ 280キロ、小サバ 310キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:サバ 670キロ、小サバ 350キロ、アオリイカ 150キロ、マイワシ 100キロ
「大磯」定置:サバ 240キロ ほか
伊豆方面からは、
「網代定置」:ヒラマサ 580キロ、アオリイカ 80キロ
「真鶴定置」:マダイ 65キロ、チダイ 50キロ
「福浦」で多かった「サバ」の水揚げが、じんわり相模湾全体に拡大。
ウイルスの拡散も早いが、「サバ」の移動速度の速さ、そしてその広さは尋常じゃあない。
あっと言う間に定置の水揚げは「サバ」一色に。
でもまだ、コロコロな「サバ」になるには、もう少し時間が必要みたい。
「米神」定置:小サバ 300キロ、サバ 170キロ、スルメイカ 120キロ、小ムツ 70キロ
「石橋」定置:小サバ 230キロ、スルメイカ 60キロ
「 岩 」定置:ボラ 520キロ、ヒラマサ 350キロ、イシダイ 140キロ、小サバ 370キロ、サバ 120キロ
「原辰」定置:サバ 230キロ、ヒラマサ 170キロ、カタクチイワシ 60キロ
「江の安」定:サバ 280キロ、小サバ 310キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:サバ 670キロ、小サバ 350キロ、アオリイカ 150キロ、マイワシ 100キロ
「大磯」定置:サバ 240キロ ほか
伊豆方面からは、
「網代定置」:ヒラマサ 580キロ、アオリイカ 80キロ
「真鶴定置」:マダイ 65キロ、チダイ 50キロ
「福浦」で多かった「サバ」の水揚げが、じんわり相模湾全体に拡大。
ウイルスの拡散も早いが、「サバ」の移動速度の速さ、そしてその広さは尋常じゃあない。
あっと言う間に定置の水揚げは「サバ」一色に。
でもまだ、コロコロな「サバ」になるには、もう少し時間が必要みたい。
2020年04月25日
今は、魚市場に来ないで
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:ヒラマサ 200キロ、サバ 230キロ、イシダイ 60キロ、スルメイカ 70キロ
「石橋」定置:サバ 120キロ、イシダイ 70キロ
「 岩 」定置:ヒラマサ 580キロ、ワラサ 250キロ、サバ 110キロ、小サバ 250キロ
「原辰」定置:サバ、スルメイカ ほか
「江の安」定:スルメイカ 50キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 240キロ、イシダイ 180キロ、マダイ 90キロ、ウマヅラハギ 60キロ
「福浦」定置:サバ 350キロ、小サバ 200キロ、アオリイカ 170キロ
「大磯」定置:サバ 70キロ、タチウオ 70キロ
市場に出入りして60余年。
よもや、「市場に来ないでくれ」とお願いする日が来るとは、思ってもみませんでした。
明日(日曜日)開催予定だった「あじ・地魚まつり」は中止になり、神奈川県内の観光地は軒並み休業、中止、駐車場閉鎖でどこもクローズ。
明日は市場に来ても営業はもちろん、お祭りもやってませんので、よい子はおうちで遊んでて。
とにかく市場に来ちゃダメ。ゼッタイ!?
今日のヒラメ ・・・ 193枚
「米神」定置:ヒラマサ 200キロ、サバ 230キロ、イシダイ 60キロ、スルメイカ 70キロ
「石橋」定置:サバ 120キロ、イシダイ 70キロ
「 岩 」定置:ヒラマサ 580キロ、ワラサ 250キロ、サバ 110キロ、小サバ 250キロ
「原辰」定置:サバ、スルメイカ ほか
「江の安」定:スルメイカ 50キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 240キロ、イシダイ 180キロ、マダイ 90キロ、ウマヅラハギ 60キロ
「福浦」定置:サバ 350キロ、小サバ 200キロ、アオリイカ 170キロ
「大磯」定置:サバ 70キロ、タチウオ 70キロ
市場に出入りして60余年。
よもや、「市場に来ないでくれ」とお願いする日が来るとは、思ってもみませんでした。
明日(日曜日)開催予定だった「あじ・地魚まつり」は中止になり、神奈川県内の観光地は軒並み休業、中止、駐車場閉鎖でどこもクローズ。
明日は市場に来ても営業はもちろん、お祭りもやってませんので、よい子はおうちで遊んでて。
とにかく市場に来ちゃダメ。ゼッタイ!?
今日のヒラメ ・・・ 193枚
2020年04月24日
STAY魚市場HOME
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:ヒラマサ 290キロ、カタクチイワシ 400キロ、スルメイカ 200キロ、サバ 130キロ
「石橋」定置:タチウオ 180キロ、小サバ 200キロ、スルメイカ 70キロ、ワラサ 50キロ
「 岩 」定置:ヒラマサ 880キロ、ボラ 440キロ、イシダイ 280キロ、スルメイカ 140キロ、小サバ 130キロ、サバ 70キロ
「原辰」定置:マイワシ 140キロ、サバ 110キロ、カタクチイワシ 100キロ
「江の安」定:ワラサ 110キロ、スルメイカ 140キロ
「二宮」定置:小サバ 320キロ、マダイ 110キロ、チダイ 110キロ、タチウオ 70キロ、小ムツ 60キロ、ワラサ 60キロ
「福浦」定置:ワラサ 480キロ、イナダ 160キロ、イシダイ 130キロ、小サバ 290キロ、ヒラマサ 50キロ
「大磯」定置:アカカマス 180キロ、サバ 160キロ、タチウオ 80キロ
伊豆方面からは、
「網代定置」:ワラサ 900キロ
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 70キロ
春の市場は、玉石混交。
「ワラサ」や「スルメイカ」と言った大きな柱となる魚種が減り、どこの定置網でも魚種が軒並み増加中。
いっしょになって、ごっちゃになって、ひとつになっちゃったって感じ。
本来ならこの週末に「あじ・地魚まつり」が開催されるはずだったのに、中止になったことが残念でならない。
「年一の楽しみをどうしてくれる!」とお嘆きのアナタ、ご近所の魚屋さんへ行ってご覧なさい。
小田原産地魚がビッシリと並んでますから、選り取り見取り、うつみ宮土理。ケロンパ。
端から端まで買い揃え、自宅で思う存分「地魚まつり」やっちゃって下さい。
「米神」定置:ヒラマサ 290キロ、カタクチイワシ 400キロ、スルメイカ 200キロ、サバ 130キロ
「石橋」定置:タチウオ 180キロ、小サバ 200キロ、スルメイカ 70キロ、ワラサ 50キロ
「 岩 」定置:ヒラマサ 880キロ、ボラ 440キロ、イシダイ 280キロ、スルメイカ 140キロ、小サバ 130キロ、サバ 70キロ
「原辰」定置:マイワシ 140キロ、サバ 110キロ、カタクチイワシ 100キロ
「江の安」定:ワラサ 110キロ、スルメイカ 140キロ
「二宮」定置:小サバ 320キロ、マダイ 110キロ、チダイ 110キロ、タチウオ 70キロ、小ムツ 60キロ、ワラサ 60キロ
「福浦」定置:ワラサ 480キロ、イナダ 160キロ、イシダイ 130キロ、小サバ 290キロ、ヒラマサ 50キロ
「大磯」定置:アカカマス 180キロ、サバ 160キロ、タチウオ 80キロ
伊豆方面からは、
「網代定置」:ワラサ 900キロ
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 70キロ
春の市場は、玉石混交。
「ワラサ」や「スルメイカ」と言った大きな柱となる魚種が減り、どこの定置網でも魚種が軒並み増加中。
いっしょになって、ごっちゃになって、ひとつになっちゃったって感じ。
本来ならこの週末に「あじ・地魚まつり」が開催されるはずだったのに、中止になったことが残念でならない。
「年一の楽しみをどうしてくれる!」とお嘆きのアナタ、ご近所の魚屋さんへ行ってご覧なさい。
小田原産地魚がビッシリと並んでますから、選り取り見取り、うつみ宮土理。ケロンパ。
端から端まで買い揃え、自宅で思う存分「地魚まつり」やっちゃって下さい。
2020年04月23日
魚市場は三密しないゲーセン
小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:カタクチイワシ 3.2トン、スルメイカ 280キロ、サバ 70キロ、小サバ 270キロ
「石橋」定置:ワラサ 350キロ、カタクチイワシ 230キロ、小サバ 250キロ、サバ 100キロ
「 岩 」定置:ヒラマサ 3.6トン、スルメイカ 70キロ、サバ 60キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ 2.2トン、サバ 350キロ、アジ 50キロ、スルメイカ 50キロ
「江の安」定:サバ 330キロ、スルメイカ 180キロ、ワラサ 100キロ
「二宮」定置:イシダイ 400キロ、ワラサ 70キロ、ウマヅラハギ 70キロ
「福浦」定置:サバ 420キロ、小サバ 200キロ、カタクチイワシ 50キロ
「大磯」定置:サバ 190キロ、小サバ 60キロ、カタクチイワシ 140キロ
伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 100キロ
「ナンシーより緊急連絡・・「岩」定置にて「ヒラマサ」大漁!すぐに売り先を見つけて!」
「了解!いっちょやるか〜〜、まっかせてチョーダイッ〜〜!!」
・・ん〜、いくら密接にダンベの中で魚が密着、密集していると言っても、さすがにそれは「密漁」とは呼ばない。そもそも、意味が変わってる。
やはり「大漁」と言うべきなのだろうか?
いや、漁師にとって大漁に獲れることは「嬉しい事」=「幸せの時間」と解釈すれば、幸せな時間は「蜜の味」、すなわち「蜜漁」と呼べばいい。
「蜜の値段」で「蜜の旬」が「蜜漁」となる「三蜜」が、最高の組み合わせと言えるだろう。
漁師の幸せは、市場の幸せ、それはすなわち地域の魚食の充実を表わし、魚商、販売店、消費者すべてが丸く収まる最大の幸福の追求を実現する。
明日も我々は、それを求めて市場にて隠密するのである。
今日のヒラメ ・・・ 167枚
「米神」定置:カタクチイワシ 3.2トン、スルメイカ 280キロ、サバ 70キロ、小サバ 270キロ
「石橋」定置:ワラサ 350キロ、カタクチイワシ 230キロ、小サバ 250キロ、サバ 100キロ
「 岩 」定置:ヒラマサ 3.6トン、スルメイカ 70キロ、サバ 60キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ 2.2トン、サバ 350キロ、アジ 50キロ、スルメイカ 50キロ
「江の安」定:サバ 330キロ、スルメイカ 180キロ、ワラサ 100キロ
「二宮」定置:イシダイ 400キロ、ワラサ 70キロ、ウマヅラハギ 70キロ
「福浦」定置:サバ 420キロ、小サバ 200キロ、カタクチイワシ 50キロ
「大磯」定置:サバ 190キロ、小サバ 60キロ、カタクチイワシ 140キロ
伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 100キロ
「ナンシーより緊急連絡・・「岩」定置にて「ヒラマサ」大漁!すぐに売り先を見つけて!」
「了解!いっちょやるか〜〜、まっかせてチョーダイッ〜〜!!」
・・ん〜、いくら密接にダンベの中で魚が密着、密集していると言っても、さすがにそれは「密漁」とは呼ばない。そもそも、意味が変わってる。
やはり「大漁」と言うべきなのだろうか?
いや、漁師にとって大漁に獲れることは「嬉しい事」=「幸せの時間」と解釈すれば、幸せな時間は「蜜の味」、すなわち「蜜漁」と呼べばいい。
「蜜の値段」で「蜜の旬」が「蜜漁」となる「三蜜」が、最高の組み合わせと言えるだろう。
漁師の幸せは、市場の幸せ、それはすなわち地域の魚食の充実を表わし、魚商、販売店、消費者すべてが丸く収まる最大の幸福の追求を実現する。
明日も我々は、それを求めて市場にて隠密するのである。
今日のヒラメ ・・・ 167枚