小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:ブリ・ワラサ 520キロ、スルメイカ 170キロ、サバ 100キロ
「石橋」定置:サワラ 210キロ、ワラサ 60キロ、スルメイカ 50キロ
「 岩 」定置:ブリ・ワラサ 850キロ、スルメイカ 2.6トン
「原辰」定置:メジナ 70キロ ほか
「江の安」定:スルメイカ 520キロ、ブリ・ワラサ 70キロ
「二宮」定置:イシダイ 440キロ、ヒラメ 140キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:サバ、スルメイカ ほか
伊豆方面からは、
「網代定置」:ブリ・ワラサ 1トン
「真鶴定置」:サワラ 490キロ
「宇佐美釣」:釣キンメダイ 120キロ
東方面からは、
「平塚定置」:マルアジ 90キロ
人工心肺装置の不足が懸念され、医療崩壊が危惧されている一方で、全国各地の漁港では飲食店の営業自粛長期化による魚介類消費の減少からくる需要の減退と、時を同じくして春を迎えて大漁になった事による供給増からくる相場の下落と魚余りが起こっている。
このままでは飲食店、魚屋、スーパーの鮮魚売り場、仲卸、もちろん漁業者までも巻き込んだ市場構造の崩壊が起こりかねず、これらが引き金となって数ヶ月後に迫る第三者販売の規制緩和を含んだ卸売市場法の改正を機に、大きな流通変化が起こるきっかけとなりかねない。
我々市場としては、この危機を今の営業形態と将来の営業形態とを両睨みした取り組みをすることで、荷受けとしての責任を果たす時であると気を引き締めている。
今あるあたりまえを疑いながら、今ある価値を尊重し高めること、そのことを忘れずに常に職責に真摯に向かい合うとき、そこに信頼が生まれ、絆は確かなものとなるのだから。
あ、一気に言いたいことを言い過ぎてチョット呼吸が・・・
今日のヒラメ ・・・ 745枚