小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:小サバ 500キロ、サバ 180キロ、スルメイカ 100キロ
「石橋」定置:小サバ 460キロ、カタクチイワシ 50キロ
「 岩 」定置:イシダイ 80キロ、サバ 120キロ、小サバ 110キロ、アジ 80キロ、チダイ 70キロ、スルメイカ 50キロ
「原辰」定置:小サバ 190キロ、サバ 110キロ
「江の安」定:小サバ 530キロ、サバ 50キロ
「二宮」定置:小サバ 780キロ、ヒラメ 50キロ、タチウオ 40キロ
「福浦」定置:サバ 220キロ、小サバ 110キロ
「大磯」定置:アジ 40キロ、サバ 50キロ
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 240キロ、サバ 100キロ、タチウオ 270キロ
市場という仕事は、港に荷物が集まるから成り立っているとお考えの諸氏、今や全国各地の産地の荷物を余所の漁港(市場) to 市場で動かし、商売することも可能な時代である。
情報という見えないモノをやりとりしながらリアルを動かすことで、離れていても仕事ができる。
品物の品質や適正価格は、信頼と言う絆を担保とし、コツコツと積み上げながら、地道に大きくしていく。画面越しに顔を付き合わせあれやこれや、魚を見せたり見せられたり。
「そんなに大きくないね?」
「やっと太ってきたかしら?」
「サーティーワンで売ってそうな色だね?」
時に見切れる懐かしい顔に、チョットタンマ。時を忘れて話が逸れる。
試行錯誤で精度も上がれば、お互いの実績も上がり、ますます絆は深くなる。
そこに必要なのはキャリアでも肩書きでもなく、やるかやれるか、やりきる力である。
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