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2020年06月30日

煽った挙句が魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 400キロ、サバ 400キロ、モジャコ 70キロ、サバフグ 60キロ
「石橋」定置:小サバ 120キロ、サバ 50キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:モジャコ 440キロ、シイラ 40キロ、マイワシ 40キロ  
「江の安」定:マイワシ 240キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 480キロ、モジャコ 360キロ、サバ 200キロ、アジ 100キロ、サバフグ 210キロ、ワラサ 100キロ
「福浦」定置:ワラサ 1.1トン、ヒラソウダ 300キロ、小サバ 300キロ、シイラ 150キロ、サバ 170キロ
「大磯」定置:ワラサ 2.2トン、サバ 130キロ、小サバ 120キロ

伊豆方面からは、
「山下丸網」:ワラサ 1トン、ジンダ 90キロ、イナダ 50キロ
「福浦沖曳」:生シラス 40キロ
「網代定置」:イナダ 420キロ
「真鶴定置」:サバ 160キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 250キロ、マルアジ 50キロ
「大磯地引」:アカカマス 60キロ

「大磯」の定置網で「ワラサ」が大獲れとは、珍事。
大磯と言えば、「大磯ロングビーチ」。
例年、7月の頭に開業する町民御用達プールであるが、今年は例のアレで宿泊客限定の開業になるとかで、限られたセレブ専用のプールと化してしまうらしい。
その事を嫌気した「ワラサ」集団が、行き場を失いながらも海岸沿いに新たに完成したロングビーチ→町役場をダイレクトに結ぶサイクリングロード(橋)の落成祝い暴走も兼ねて、そのまま海沿いの定置網に突進した模様。
posted by にゃー at 17:34| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月29日

黙って魚市場についてこい

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 880キロ、小サバ 420キロ、モジャコ 100キロ、マイワシ 60キロ、アジ 60キロ
「石橋」定置:小サバ 200キロ、サバ 140キロ、シイラ 60キロ、アジ 50キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:小サバ 70キロ、モジャコ 70キロ、シイラ 60キロ、アジ 60キロ
「江の安」定:モジャコ 60キロ、マイワシ 50キロ
「二宮」定置:小サバ 760キロ、サバ 140キロ、アジ 80キロ
「福浦」定置:マルソウダ 1.8トン、サバ 310キロ、小サバ 500キロ、シイラ 180キロ
「大磯」定置:休漁

伊豆方面からは、
「網代定置」:シイラ 170キロ、トビウオ 70キロ
「山下丸網」:ワラサ 1.3トン、イサキ 40キロ
「福良沖曳」:生シラス 60キロ
「下田釣船」:釣キンメダイ 220キロ、釣メダイ 60キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 340キロ、マルアジ 150キロ


「シイラ」「マルソウダ」「サバ」「トビウオ」、ストイックに徹した「ワラサ」・・
続々と南から魚が増えてきている気配あり、7月からは黒潮に乗って表層を回遊する魚を中心に獲れる流れか。
15933836268841036878119.jpgその前に「アジ」がまた獲れますようにと祈念する。
念じて、念じて、鯰でた。
posted by にゃー at 19:39| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月27日

放課後、魚市場ていぼう日誌

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 200キロ、モジャコ 120キロ、サバフグ 60キロ
「石橋」定置:モジャコ 80キロ、サバ 40キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:サバ 100キロ、小サバ 70キロ
「江の安」定:小サバ、カタクチイワシ ほか
「二宮」定置:小サバ 830キロ、モジャコ 480キロ、アジ 90キロ、サバ 90キロ
「福浦」定置:マルソウダ 1トン、シイラ 230キロ、サバ 100キロ、ムツッ子 90キロ
「大磯」定置:アジ 210キロ、小サバ 80キロ

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ワラサ 450キロ
「福浦沖曳」:生シラス 80キロ
「宇佐美船」:生シラス 80キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 120キロ、マルアジ 50キロ
「大磯地引」:アカカマス 50キロ

20200627_103423.jpgワイワイガヤガヤ・・
わー小魚いっぱい
何が釣れた?何が釣れた?
ん?フグが引っかかったって?
あ、それ、さっき俺が岸壁から投げ・・以下略
.
posted by にゃー at 18:23| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月26日

魚市場は毎日クイズダービー

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:カタクチイワシ 820キロ、サバ 320キロ、モジャコ 90キロ、小サバ 110キロ、アカカマス 70キロ、マルアジ 60キロ
「石橋」定置:アカカマス 320キロ、小サバ 100キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:カタクチイワシ 1.3トン、モジャコ 80キロ
「江の安」定:小サバ、シイラ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ワラサ 8.1トン ほか
「大磯」定置:アジ 70キロ、サバ 160キロ、小サバ 120キロ

伊豆方面からは、
「宇佐美網」:生シラス 135キロ
「福浦沖曳」:生シラス 90キロ
「下田釣船」:釣キンメダイ 70キロ、釣メダイ 150キロ

「カマス」の第二波は完全に抑え、新たな主役は「カタクチイワシ」に・・って、この主役交代はいかがなものか。
「小田原アジ」が「はらたいら」なら、今獲れてる「アカカマス」は三択の女王「竹下景子」。
「カタクチイワシ」は、まあ頑張っても「井森美幸」か「山崎浩子」。名残の「ワラサ」は五枠の「ゲスト枠」って所。
折角なら「カマス」の頑張りをもっと見たかったというのは、視聴者のわがままと言うものなのだろうか?
.
posted by にゃー at 17:52| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月25日

変わる事は美しい魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アカカマス 570キロ、小サバ 500キロ、モジャコ 450キロ
「石橋」定置:アカカマス 280キロ、サバ 180キロ、アジ 80キロ、シイラ 110キロ、小サバ 50キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:モジャコ 240キロ、サバ 110キロ、アカカマス 100キロ、マイワシ 50キロ
「江の安」定:サバ 50キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 1.2トン、アジ 190キロ、サバ 220キロ、モジャコ 110キロ、アカカマス 60キロ、マルアジ 60キロ
「福浦」定置:シイラ 240キロ、マルソウダ 400キロ、ムツッ子 150キロ、サバ 110キロ、ヤマトカマス 80キロ
「大磯」定置:小サバ 260キロ、サバ 140キロ

伊豆方面からは、
「山下丸網」:ワラサ 130キロ、マダイ 50キロ
「福浦沖曳」:生シラス 90キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 280キロ ほか

15930400181151212042195.jpg6月も残り一週間を切って、現れ出でたる「アカカマス」の群れ。
とうとう「マアジ」の爆獲れ連チャンウイークは、夢に終わった(のか?)。
例年なら4月にピークを迎える「マアジ」に次いで、5月に現れる「カマス」大獲れのパターンなのだが、今年はほとんど「マアジ」をすっ飛ばしての「カマス」という感覚に近く、このまま獲れ続くようなら、小田原の魚「マアジ」の時代は終焉を迎え、「小田原カマス」の時代が来たと宣言する事にもなりかねない事態である。
ちなみに「カマス」側から魚市場に、現金の授受等一切ありませんから、そのつもりで。
15930399789301762273205.jpg「マアジ」から「カマス」への主役交代、例えるなら、中学生の京都土産の定番が「生八つ橋」から「阿闍梨餅」に変わるようなインパクトと言え、こいつは事だと慌てたところで、それでも美味しいから「まいっか」で済んでしまう大らかさが通用するのは、やはり中学生まで。
実際の所、各方面に衝撃を与える事は必至であり、やはり重大問題に違いない。
春も「カマス」、秋も「カマス」の「カマス」の街・小田原より、やっぱり私は「アジ」のある街「小田原」の方が、多くの人の心に響くと考えるし、しっくりくる。大衆魚って、そこが強いのよね。
そういえば北海道土産の定番って、いつから「バター飴」から「白い恋人」に変わったのでしょうか?
私は、あの「バター飴」の庶民的な味も捨てがたい、だけどやっぱり「白い恋人」一択派。
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posted by にゃー at 16:21| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月23日

バトル魚市場ジェイ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:カタクチイワシ 50キロ ほか
「石橋」定置:カタクチイワシ 120キロ、ジンダ 50キロ
「 岩 」定置:メカジキ 160キロ、カタクチイワシ 300キロ
「原辰」定置:モジャコ、小サバ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:マルソウダ 190キロ、シイラ 40キロ、ワラサ 40キロ
「大磯」定置:休漁

伊豆方面からは、
「宇佐美曳」:生シラス 70キロ
「福浦沖曳」:生シラス 50キロ
「山下丸網」:イナダ 560キロ、ワラサ 60キロ

東方面からは、
「三崎釣船」:釣メダイ 60キロ ほか

159286466875996940518.jpg「ジェイ」は「地魚」のJ。
昨日から続く汐早の影響は今朝まで残り、湘南方面を中心に休漁が続出した。
現在「アジ」の漁獲量のカギを大磯、二宮の定置網が握っている現状にあって、汐早による両定置の休漁は「南北共同連絡事務所」の爆破も同然のテロ行為であり、その一報は瞬く間に市場中に広まった。
一触即発の緊張感の中で行われた競りは、地魚第一主義を盾に強権で魚を買いまくる巨大鮮魚店と飲食店を中心とした納めをシノギにする中小鮮魚店、さらに地魚販売ルートの一帯一路路線を強力に推し進める量販店勢力との三つ巴の争いに発展し、ついに「アジ」を中心とした、限られた「地魚」を求めたバトルへと拡大、ここにセリネッタカクナル鮮争が勃発した。
激しい競りの後に残ったのは、買い負けた多くの買受人の屍であり、更にその向こうには多くの消費者の涙と徒労にまみれ、いつの世も不毛なバトルによって苦労する市井の人々の姿がありありとみることができた。
このバトルに終止符を打つ為には、一刻も早い湘南方面の天候の回復と、定置網の操業再開が待ち望まれており、休み明けとなる木曜日には、豊漁と言う名の「平和条約」が締結されることが熱望されているのである。
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posted by にゃー at 17:05| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする