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2020年06月22日

きっと良くなる魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 320キロ、アカカマス 100キロ、カタクチイワシ 70キロ、サバフグ 50キロ
「石橋」定置:マイワシ 90キロ、モジャコ 50キロ、ウルメイワシ 40キロ
「 岩 」定置:シイラ 140キロ、サバ 50キロ
「原辰」定置:小サバ 70キロ、カタクチイワシ 70キロ、サバ 60キロ、マイワシ 50キロ、シイラ 50キロ
「江の安」定:マイワシ 60キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 360キロ、マルアジ 140キロ、サバ 60キロ、アジ 50キロ
「福浦」定置:ワラサ 1.7トン、シイラ 110キロ、サバ 110キロ
「大磯」定置:アジ 60キロ、サバ 40キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:シイラ 130キロ ほか
「山下丸網」:イナダ 1トン、イサキ 50キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 50キロ、マルアジ 50キロ

日曜から続く、梅雨時らしいどんよりとした天気。
ちょっと気温が締まって魚の動きは低調だが、週末から人の動きは徐々に活発になってきているとの話。
魚の方はと言うと、伊豆先の「イナダ」に安定感が出てきて、今後の柱になる予感と共に、海水温の上昇に伴う魚群組成の変化を受けて、他地域の漁獲の早急な充実が求められている。
15927806124431891066844.jpg今日は午後になり、関東の広くには強い北寄りの風が吹き付けているが、ここ小田原は箱根という壁に守られて比較的穏やか。
明日も小田原周辺の定置網は、問題なく出漁できることだろう。
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posted by にゃー at 17:49| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月20日

ボウズカジカ

20200620_062536.jpg
オタマジャクシ発見!

つるつるのぷよぷよ

20200620_062554.jpg
絞り出た
「ボウズカジカ」の名前

小さいながらも

ピチピチと
元気である

250メートルもの
深海の
カゴ網漁に入ってきた

※業務連絡
残念ながら
貝は無い・・

深海の世界では
珍しくない魚
かもしれないが、

実際、港に

水揚げされることは

滅多にない。

水族館で

見られるかどうかの

貴重な魚である。

とはいえ、

この小さな魚では、
食用価値はほとんど無く

魚市場では見向きもされず、

坊主丸儲けとは
行かなかったようだ・・

あ、そうだ

久しぶりに
床屋行ってこようっと
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posted by にゃー at 20:04| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚市場という才能の無駄遣い

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ  70キロ ほか
「石橋」定置:ワラサ、ウルメイワシ ほか
「 岩 」定置:ワラサ 250キロ、小サバ 160キロ
「原辰」定置:ワラサ 70キロ、小サバ 60キロ、モジャコ 50キロ、イシダイ 60キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小サバ 160キロ、サバ 50キロ
「福浦」定置:サバ 70キロ、シイラ 50キロ、ジンダ 50キロ
「大磯」定置:休漁

伊豆方面からは、
「下田釣船」:釣キンメダイ 190キロ、釣メダイ 110キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 50キロ ほか

20200620_jartic.jpg緊急事態制限から、昨日の全国の移動制限解除まで、ついぞ見られなかった光景がこれ。この渋滞を見ただけでも、日本人の生真面目さが失われていなかったことが判ると言えるもの。
15925946572151731961824.jpgそして、魚市場の方はと言うと、緊縮期間も平常営業していたせいか、そこまでの変化は見えないが、さすがに今朝は荷物も増えたようで、人の動きも全体的に慌ただしく見えた。
15925946961691445681303.jpgしかし、こと地魚に関しては、まとまって県境を越えて大移動したんじゃないの?と思えるほどにその姿はなく、まるで日曜日の霞ヶ関かイベントのないビックサイトと言った風情。
実際は汐早による影響で、どこの定置網も思うように操業できなかったと言う事だが、人は動いても、魚が動かないと言う事のないように、来週は全方向録画のドライブレコーダーかというくらいの万全の態勢で臨みたいと考えている。
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posted by にゃー at 17:57| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

魚市場の理想は質実剛健

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ウルメイワシ 60キロ、マイワシ 40キロ
「石橋」定置:ウルメイワシ 100キロ、サバ 90キロ
「 岩 」定置:モジャコ 80キロ、カタクチイワシ 50キロ
「原辰」定置:マイワシ 110キロ、モジャコ 80キロ、イシダイ 50キロ
「江の安」定:小サバ 360キロ ほか
「二宮」定置:モジャコ 370キロ、小サバ 240キロ、アジ 50キロ 
「福浦」定置:ワラサ 8.1トン ほか
「大磯」定置:休漁

伊豆方面からは、
「山下丸網」:イナダ 1.8トン ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ、マルアジ ほか
「佐島釣船」:釣カツオ 450キロ

無観客で120に試合数を減らされ、オールスターもなくなったプロ野球。コロナシリーズとも言えるペナントが、今晩ついに3ヶ月遅れで開幕する。
一方、年間約260日買受人勢揃いで、毎日がオールスター大運動会の小田原漁港。記録的不漁の下、低迷の日々を過ごしてきたが、3ヶ月前から始まったマスク着用のムーブメントを受け、数少ない高級魚を巡って今日も空中戦が繰り広げられた。見上げる我らも、競りの熱気とマスクでもうクラクラ。
そしてさらに、県境をまたぐ人の移動が全国解禁となり、これまで以上に観光目的の移動も増え、それに伴う需要増加によって市場の熱気は、ますます高まると期待される。
巨艦大砲主義の代表「ワラサ」の大漁も良いが、もうそろそろ小田原市民の味であり市の魚「アジ」が、まともに獲れてもいいコロナのだが、果たして・・。
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posted by にゃー at 15:30| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

トランスフォーム魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 220キロ、小サバ 100キロ、ウルメイワシ 70キロ
「石橋」定置:サバ、ウルメイワシ ほか
「 岩 」定置:モジャコ 150キロ、シイラ 50キロ
「原辰」定置:モジャコ 140キロ、小サバ 80キロ
「江の安」定:小サバ、シイラ ほか
「二宮」定置:小サバ 240キロ、アジ 120キロ
「福浦」定置:マイワシ 600キロ、サゴシ 110キロ、トビウオ 130キロ、サバ 50キロ、マルアジ 80キロ
「大磯」定置:アジ 130キロ、小サバ 60キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 50キロ、マルアジ 50キロ

あれ?少なくね?
休市開けて、びっくりの減量。
まるで、−45キロの激ヤセに成功したアデルかってくらいの大変身。
「ワラサ」は消えたし、「アジ」は減ったし、「サバ」は増えても高知れだし。
な〜んだ、増えたのは、都知事選の賑やかし目当ての立候補者だけやないかい。
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posted by にゃー at 20:45| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月16日

魚市場探偵・鱗太郎

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ウルメイワシ 130キロ、小サバ 250キロ、カタクチイワシ 60キロ、マイワシ 40キロ
「石橋」定置:小サバ 170キロ ほか
「 岩 」定置:小サバ 90キロ、ウルメイワシ 90キロ、シイラ 40キロ
「原辰」定置:小サバ 90キロ、マイワシ 80キロ、シイラ 80キロ、ワカシ 70キロ
「江の安」定:シイラ 60キロ ほか
「二宮」定置:アジ 320キロ、小サバ 280キロ、モジャコ 400キロ
「福浦」定置:ワラサ 10トン ほか
「大磯」定置:アジ 160キロ、小サバ 200キロ、サバ 60キロ

伊豆方面からは、
「山下丸網」:イナダ 550キロ、アカカマス 110キロ
「宇佐美船」:生シラス 100キロ

20200616_9596.jpg本日も「福浦」の「ワラサ」に始まり、「ワラサ」に終わった一日。
小田原周辺漁場の漁獲不振の原因を探るべく、漁港に現れた一人、いや一匹の探偵魚。
大きめのマントを翻し、歴史的アーケードゲームの金字塔、スペースインベーダーを記念する日という6月16日、ふわふわと「米神」の漁場に現れたインベーダー顔の「マダラトビエイ」。
15922617994921216799680.jpg今年は春の来る前から「ヒラメ」、「イシダイ」、「マアジ」、「ブリ」、「ヒラマサ」、「スルメイカ」まで刺し網、定置網、いずれも漁獲が減っており、漁期もずれ、獲れても短期的なものが多く、しかも獲れるサイズも小さめが主体(ブリだけは今年は太っていた)といった有様で、魚価が思うように伸びず、量の少なさに相場がなんとか耐えていたところに、コロナ禍による市況低迷というダブルパンチを食らった結果、ガラガラと相場の崩壊を招いてしまっていた。
仮にコロナ禍が無かったとしたら、どうなっていたか?
小確りした相場の中で漁獲が減ってくれば、相場の崩壊は避けられたであろうが、高値も自ずと限界があり、漁獲が伸びない事には、売り上げは早々に頭打ちとなり、結果的にそこまでの数字は期待できなかったと見るのが自然である。
つまり前年度から続く低迷傾向は、コロナ禍により早まった感はあったものの、遅かれ早かれ、相場崩壊こそないが、非常にレベルの低い業績を見据えていたと考えられる。
20200616_9591.jpgと言うことは、漁獲不振の延長線上にあるのは、前年より続く影響と考えるのがきわめて自然な流れと言えるのではないだろうか。
近年、小田原に頻繁に上陸する巨大台風、黒潮の大蛇行、海水温の上昇など、遠因となる要因は数年前から散見されており、証拠の特定は困難を極める。
さすがに事件は迷宮入りかと思われたその時、ふと思い出したのだが、そういえば、去年も6月の上旬に「マダラトビエイ」が一匹フラッと小田原の港に現れていた。
現場に再び姿を現すという犯人の特性を鑑みるとき、犯人「マダラトビエイ」説を仮定すると、この数年間、毎年決まってこの季節に「マダラトビエイ」が現れていたと立証できれば、この漁獲不審事件は、一気に解決へと動き出すのではないだろうか?
続報を待て!
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posted by にゃー at 16:32| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする