小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:小サバ 300キロ、サバ 260キロ、モジャコ 200キロ、アジ 100キロ
「石橋」定置:小サバ 480キロ、サバ 130キロ、アジ 60キロ、マルアジ 50キロ
「 岩 」定置:小サバ 840キロ、サバ 150キロ、アジ 60キロ
「原辰」定置:小サバ 200キロ、モジャコ 60キロ、メジナ 50キロ
「江の安」定:小サバ 350キロ ほか
「二宮」定置:アジ 70キロ、サバ 40キロ
「福浦」定置:ワラサ 6.3トン、マルアジ 150キロ
「大磯」定置:小サバ 360キロ、アジ 320キロ、サバ 70キロ、マルアジ 70キロ
伊豆方面からは、
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 75キロ、釣オオクチイシナギ 85キロ
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 120キロ、アカカマス 50キロ
「小田原アジ」は一時的な微陽性になってしまい、どこの定置も「小サバ」の熱に浮かされ気味。
それでも「湘南定置(大磯)」方面で、最上級で最低限の量、獲れていることが唯一の光明となり、人々を繋ぎ止める魅力としての輝きを放っているのが救いである。
山に入れば「ウナギ」と「スッポン」はまだいるし、さらに「福浦」の「ワラサ」は、堂々の3日目に突入し、まだまだ獲れると豪語。総動員で、梅雨時に湿りがちな市場のボリュームと厚みを増してくれている。
同時に相模湾の「生シラス」も好調が続いており、市場から朝獲れの恵みを多方面に拡散している状態。
この好影響は、今後の観光産業の復活の大きなカギを握っているばかりか、中長期的に見ても、魚市場と漁業産業の隆盛を決める分水嶺となることは間違いないってんだから、春夏冬「いらっしゃいませ」なのである。
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2020年06月06日
シロシュモクザメ
こんばんは、
いえ、おはようございます。
団鬼六です。
今日も今日とて
吊り上げちゃってます。
何しろ好きなもんですから・・
ご存じ
「シュモクザメ」です
今朝のは大きいです。
「米神」の定置網で獲れました。
水揚げ後、
お腹から出てきた
20匹もの仔魚の処理に
困り果てる2人を他所に、
久しぶりの
大きな
「シュモクザメ」に
注目度も高め。
と言って、
この「シュモクザメ」が
アカか?シロか?ヒラか?
と答えられる人は
少ないかもしれません。
見分けは
「鼻先」
ごらんのように
緩やかなカーブを
描いているこの魚は、
「シロシュモクザメ」
であり、
対して
「アカシュモクザメ」は、
鼻面が食い込んだ様な
カーブを描いています。
残る一種類の
「ヒラシュモクザメ」は
顔全体が
まっすぐな形になっており、
上から見ると魚の形が
T字型になっています。
今度「シュモクザメ」が
並んでいたら、
鼻先のカーブに注目して
正確に
種類を同定
してみて下さい。
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