魚体中骨抜き器販売中

2020年07月31日

魚市場で欣喜雀躍するワケ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 700キロ、サバ 340キロ、小サバ 500キロ、ワカシ 70キロ
「石橋」定置:マイワシ 900キロ、小サバ 180キロ、サバ 120キロ、ウルメイワシ 80キロ
「 岩 」定置:マイワシ 950キロ、サバ 110キロ、ワカシ 60キロ
「原辰」定置:サバ 180キロ、ウルメイワシ 110キロ
「江の安」定:ウルメイワシ 90キロ ほか
「二宮」定置:アジ 220キロ、小サバ 140キロ、ワカシ 100キロ、サバ 70キロ
「福浦」定置:小サバ 300キロ、ワカシ 300キロ、サバ 140キロ、ワラサ 130キロ、イナダ 100キロ
「大磯」定置:ワカシ 240キロ ほか

伊豆方面からは、
「山下丸網」:アジ 150キロ、イサキ 120キロ、ムツッ子 220キロ
「神津島船」:釣キンメダイ 240キロ

159614989627.jpg吉川晃司のシンバルキック並にジャンプする「アオサギ」。何がそんなに嬉しいのか?
一足お先に夏休み状態になった「アジ」は、僅かに「二宮」と「山下丸」にまとまった程度で、全体的にボリュームダウンがうかがえる内容となっている。しかも明日から8月、まとまっていた「イワシ」達も夏休みを待ちかねているかのように、徐々に減って来ており、今後の動向は大いに注目に値する。
中でも、特に紀伊半島沖で起こっている黒潮大蛇行が、ここ数日緩和されてきており、流路が非大蛇行型に戻るようなことになれば、実に数年ぶりの全自動魚運搬システムの回復となる。
ここ3〜4年の不漁の原因として、大蛇行が挙げられていた中で、これが解消されることは、大きな期待を持って受け入れられると共に、漁業者にとっても商売人にとっても秋漁への期待と希望となりうるに違いない。
ただし魚は運んできても良いのだが、間違っても台風だけは運んでくることの無いよーに!
posted by にゃー at 18:15| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月30日

地魚そろって魚市場合戦

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 900キロ、サバ 300キロ、マイワシ 250キロ、ヤマトカマス 60キロ、ウルメイワシ 50キロ
「石橋」定置:マイワシ 280キロ、サバ 150キロ
「 岩 」定置:マイワシ 1トン、サバ 140キロ、小サバ 120キロ
「原辰」定置:小サバ 240キロ、ウルメイワシ 110キロ、サバ 100キロ、マイワシ 60キロ
「江の安」定:カタクチイワシ 60キロ、ウルメイワシ 50キロ、マイワシ 40キロ
「二宮」定置:小サバ 400キロ、アジ 160キロ、マイワシ 370キロ、サバ 110キロ、ムロアジ 80キロ、ワカシ 70キロ
「福浦」定置:マイワシ 500キロ、サバ 300キロ、メジ 100キロ、スルメイカ 50キロ
「大磯」定置:マイワシ 1.4トン、サバ 160キロ、ワカシ 200キロ、カタクチイワシ 50キロ

伊豆方面からは、
「山下丸網」:ムツッ子 130キロ、マンボウ 55キロ、イサキ 70キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アカカマス 250キロ、タチウオ 140キロ、アジ 80キロ

引き続きの「イワシ」フェーズにあって、湘南方面から「アカカマス」勃興。
こちらも出遅れ感あるが、サイズ的にまだまだ獲れそうな感触。
「マサバ」も「アジ」も精鋭揃いで、この2日間の海況変化も併せて、月明けからの変化が楽しみになってきた。
posted by にゃー at 21:24| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月29日

はるかな小田原、遠い魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 6トン、小サバ 600キロ、ムロアジ 160キロ、ヤマトカマス 90キロ
「石橋」定置:マイワシ 1.2トン、ヤマトカマス 130キロ、サバ 90キロ
「 岩 」定置:マイワシ 5.4トン、小サバ 760キロ、ムロアジ 540キロ
「原辰」定置:マイワシ 1.7トン、カタクチイワシ 250キロ、ヤマトカマス 90キロ
「江の安」定:ウルメイワシ 480キロ、マイワシ 160キロ、カタクチイワシ 60キロ
「二宮」定置:小サバ 190キロ、アジ 120キロ
「福浦」定置:小サバ 1.9トン、マルソウダ 500キロ、サバ 460キロ、ワカシ 170キロ、メジ 80キロ
「大磯」定置:ワカシ 530キロ、タチウオ 80キロ、サバ 70キロ、アジ 60キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:ジンダ 240キロ、ワカシ 200キロ、ヤマトカマス 170キロ
「山下丸網」:イナダ 270キロ、ムツッ子 210キロ、ジンダ 150キロ、イサキ 100キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 100キロ、サバ 90キロ
「腰越定置」:ジンダ 40キロ ほか

連日の数字の高止まりは、もはや完全に第二波の証明。
高止まりと言って思い出すのは、この季節、高い木の上の方で朝からシャーシャーと啼きわめく「クマゼミ」が風物詩として思い出されるが、今年は梅雨明けもまだだし、いよいよ近づく立秋に、夏をすっ飛ばしての秋が来てしまうんじゃないかと、日々やきもき。
実際、第一波である3月以来の「イワシ」の大獲れに、他の魚の出番は無しか?と思いきや、「小アジ」や「マサバ」、さらに「イナダ(ワカシ)」や「ヤマトカマス(ミズカマス)」など、小さくともワラワラと脇を固める役者がずらり。しかも今朝は、その中に「ムロアジ(アカゼモロ)」まで現れて、完全に種類で稼ぐ秋の海の様相であった。
このまま「イボダイ(エボダイ)」や「カイワリ(カクアジ)」、さらには「ヘダイ(シロダイ)」、「ショウゴ(カンパチ)」と出てくれば、もう戻れない。夏の思い出はどこへやら、今年は学生、生徒だけじゃなく、「クマゼミ」はおろか我々まで、夏の喜びは来年までお預け。
今年は夏の無かった2020年として、歴史に記憶されることになるのかもしれない。
.
posted by にゃー at 18:36| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月28日

魚市場ロックフェスティバル

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 3.3トン、ウルメイワシ 1トン、サバ 610キロ、小サバ 600キロ、ヤマトカマス 60キロ
「石橋」定置:マイワシ 1.3トン、ウルメイワシ 300キロ、小サバ 120キロ
「 岩 」定置:マイワシ 10トン、小サバ 190キロ、サバ 70キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ 270キロ、小サバ 220キロ、マイワシ 100キロ、サバ 130キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:マイワシ 500キロ、小サバ 500キロ、サバ 340キロ、ヤマトカマス 60キロ、ワカシ 160キロ、ムツッ子 50キロ
「大磯」定置:ワカシ 250キロ、サバ 140キロ、タチウオ 90キロ、マイワシ 80キロ、アジ 50キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:メカジキ 1本(86キロ)
「沼津底曳」:マダイ 50キロ、チダイ 50キロ
「山下丸網」:ムツッ子 270キロ、小アジ 230キロ、イサキ 70キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 30キロ

15958924361291444104148.jpg今年も「岩」の漁場を中心に、豪華な顔ぶれが勢揃い。初日は、夏の朝も明けきらぬ内から、一網10トンの力一杯の競演が見られ、明日はまたどんなスターが現れるのか?早くも期待で胸はいっぱい、イワシでお腹はいっぱいである。
1595892462546376534271.jpg首都圏、東京(豊洲)の市場が休場の明日こそ、真価の問われる踏ん張りどころ。
この小田原の市場の価値を含め、演者も観客も、現況の社会情勢の中にあっての真価を問われる事になるであろう。
posted by にゃー at 16:03| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

魚市場の水揚と日々の感染者

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ウルメイワシ 2トン、小サバ 420キロ、サバ 350キロ、マイワシ 100キロ、カタクチイワシ 100キロ、ワカシ 100キロ
「石橋」定置:ウルメイワシ 1.7トン、小サバ 250キロ
「 岩 」定置:ウルメイワシ 4.8トン、サバ 140キロ、ワカシ 50キロ 
「原辰」定置:ウルメイワシ 1トン、マイワシ 230キロ、小サバ 150キロ、サバ 80キロ
「江の安」定:ウルメイワシ 500キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 1.4トン、アジ 260キロ、サバ 250キロ、ワカシ 190キロ、ウルメイワシ 160キロ
「福浦」定置:小サバ 800キロ、ウルメイワシ 700キロ、サバ 440キロ、サワラ・サゴシ 270キロ、ムツッ子 80キロ
「大磯」定置:ワカシ 190キロ、サバ 160キロ、アカカマス 40キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:ムツッ子 30キロ ほか
「山下丸網」:ムツッ子 370キロ、小アジ 150キロ、イナダ 120キロ、イサキ 80キロ
「真鶴定置」:メカジキ 1本(45キロ) ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 410キロ、タチウオ 110キロ

この両者の数字に何かしらの意味を与えるのが人間なら、人間の本能とは意味の認識から始まる生の探求であり、その解析と反省こそが人間の最も愚かなる行動であると言うほか無い。
見えない海からの水揚げは、突如として眼前に現れる誕生と同義であり、その裏で多くの命を頂く生態系というサイクルのひとつの歯車と化す人間の立ち位置とは、全く植物プランクトンと動物プランクトンの関係と変わりなく、パンデミックの世界に放り出された今、尚の事、鮮明である。
そして休み明けの荒天明け、今朝は各地の定置網で「ウルメイワシ」を中心に「マイワシ」、「カタクチイワシ」、「サバッ子」が混じって、誰が予想しえたか大獲れ目安の10トンコースとなった。
流れる汗とあふれる吐息。立て板に水と言わんばかりに、朗々と売りさばかれる魚、また魚。
久しぶりの大漁の感覚に、忘れていた感動と興奮がよみがえる。
15958038055562045922879.jpg明日も獲れるだろうか?
ニエット、すぐに忘れろ。
明日は明日の風が吹く。
posted by にゃー at 15:05| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月25日

魚市場は当たり前の積み重ね

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 630キロ、小サバ 400キロ、ウルメイワシ 150キロ、アジ 60キロ
「石橋」定置:サバ 140キロ、小サバ 130キロ、ヤマトカマス 70キロ
「 岩 」定置:ウルメイワシ 300キロ、サバ 120キロ、ヤマトカマス 80キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ 200キロ、ウルメイワシ 120キロ、サバ 90キロ、小サバ 100キロ
「江の安」定:ウルメイワシ 130キロ ほか
「二宮」定置:小サバ 820キロ、サバ 400キロ、アジ 290キロ、ワカシ 80キロ
「福浦」定置:サバ 820キロ、小サバ 500キロ、マイワシ 500キロ、ワカシ 90キロ
「大磯」定置:サバ 300キロ、ワカシ 100キロ、マイワシ 50キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 300キロ、タチウオ 210キロ

大島釣船・・・釣カツオ 250キロ

何はなくとも「サバ」がいる安心感。
その中から「アジ」を探す充足感。
そこから出てくる「クチモノ」の当たり感。
そして並ぶ魚に、ある種の既視感。
posted by にゃー at 17:47| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする