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2020年09月04日

魚市場の二重らせん構造

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:小サバ 13.3トン、マルソウダ 6トン、ヤマトカマス 470キロ
「 岩 」定置:小サバ 7.5トン、サバ 650キロ、ワカシ 320キロ
「原辰」定置:小サバ 1.3トン、マルソウダ 770キロ、ヤマトカマス 230キロ、サバ 170キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小サバ 3トン、メイチダイ 250キロ、サバ 140キロ
「福浦」定置:小サバ 800キロ、サバ 340キロ、ワカシ 200キロ
「大磯」定置:小サバ 320キロ、サバ 290キロ

 伊豆方面からは、
「網代定置」:ヤマトカマス 130キロ
「山下丸網」:イサキ 1.1トン、小アジ 560キロ

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 110キロ、タチウオ 120キロ

秋の小田原と言えば「小サバ」と「ウズワ」の二大巨頭が引っ張る大漁まつり。
それに「カマス」、「アジ」が加われば、先祖代々受け継がれてきた小田原市民のDNAとも言うべき秋の魚たちのそろい踏み。
今朝は昨日温存、熟成させた「石橋」定置のご開帳。期待通りの大漁に、市場の活気もドット混む。
poster2020.png9月に入って急激に増えた「小サバ」たち、今までアンたらどこ泳いでたの?と思わず聞けば、氷水の中で、もだえ苦しむ一匹が漏らした一言を聞き逃さなかった。
「今年の神奈川の海は、泳いじゃいけないと聞いたからだ・・・」と。
posted by にゃー at 22:12| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月03日

活力ある魚市場のために

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 16トン、マルソウダ 9.2トン、サバ 250キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:小サバ 1.4トン、サバ 500キロ
「原辰」定置:小サバ 10トン ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小サバ 1.8トン、サバ 340キロ
「福浦」定置:小サバ 1.2トン、サバ 400キロ、ワカシ 230キロ、シイラ 110キロ
「大磯」定置:小サバ 2.9トン、アジ 150キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:ヤマトカマス 220キロ
「山下丸網」:イサキ 420キロ、小アジ 300キロ、ムツッ子 610キロ
「神津島釣」:釣キンメダイ 200キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 80キロ

本日大漁、「米神」定置。夜中の水揚げでは「小サバ」中心の水揚げに終始(14トンあまり)し、「この漁業難にあって水揚げの空白は決して許されない。一刻の猶予もない。この危機を乗り越え、一人の漁業者として、小田原市漁業を支えた者として、今なすべきことはなにか熟慮してきた。そして私は二度目の網締めに出港する決意をした」と奮起。
しかし、昼前に出船した二度目の網締めでは「マルソウダ」(6.2トン)にその主役は交代。残してきたはずの「小サバ」はどこへやら、路線継承の難しさをいきなり教えられた格好にはなったわけだが、所詮漁業は水物、思い通りには行かないものだ。
今年、コロナ禍で延期となったツールも、現在ステージ6を迎えたが、ステージ1のアレクサンダー・クリストフ、続いたジュリアン・アラフィリップ、そしてステージ5でアダム・イェーツへとマイヨ・ジョーヌは代わり続けており、まだまだ勝負はついていない。王座継続の難しさをこれでもかと示し、これからの山場を迎えて、さらなる波乱と交代劇を見せて、我々を楽しませてくれることだろう。
とは言え、ボリュームあってなんぼの定置網漁ですから、二回網を締めて25トン以上の水揚げを確保できれていれば、まあ合格と言えないこともないと考える。単価を上げていくのは、これからでいいだろう。
明日も大漁は、約束されているし・・?
posted by にゃー at 17:15| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月01日

魚市場を席巻する5G

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 5.1トン、サバ 590キロ、ヤマトカマス 380キロ、マンボウ 95キロ
「石橋」定置:小サバ 430キロ、ヤマトカマス 200キロ、ウルメイワシ 150キロ、ヘダイ 80キロ
「 岩 」定置:小サバ 720キロ、スルメイカ 60キロ
「原辰」定置:小サバ 370キロ、ウルメイワシ 200キロ、ヤマトカマス 210キロ、サバ 160キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小サバ 320キロ、ヤマトカマス 270キロ、アジ 210キロ、サバ 140キロ、メイチダイ 60キロ
「福浦」定置:小サバ 600キロ、イナダ 240キロ、ワカシ 160キロ、サバ 140キロ
「大磯」定置:小サバ 720キロ、マルソウダ 90キロ

伊豆方面からは、
「山下丸網」:イサキ 260キロ、小アジ 300キロ、ムツッ子 110キロ
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 360キロ
「下田釣船」:釣キンメダイ 180キロ、釣メダイ 60キロ

今日から9月。暦を知ってか知らずか、定置網に入る魚にも秋の魚が増えだして、お湿りと薄曇りで涼しくなった日中には「暑い〜」の声も聞かれず、蝉も心なしかトーンダウン。
そんな今朝も主役は「ゴマサバ」。
相変わらず小田原、根府川、真鶴、湯河原、湘南と、小田原魚市場に出入りするすべての5つの地域で「ゴマサバ(G)」が絶好調。
「マサバ」の割合が減る中で、存在感を増しながらサイズもアップし圧倒的に勢力を拡大中。
秋ともなれば「マルソウダ(ウズワ)」や「ヤマトカマス(ミズカマス)」など、大きくまとまる魚がいる中で、しばらくは「サバ」の一強が続く気配という認識で、市場周辺は共通していそうである。
posted by にゃー at 16:42| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする