小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:小サバ 16トン、マルソウダ 9.2トン、サバ 250キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:小サバ 1.4トン、サバ 500キロ
「原辰」定置:小サバ 10トン ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小サバ 1.8トン、サバ 340キロ
「福浦」定置:小サバ 1.2トン、サバ 400キロ、ワカシ 230キロ、シイラ 110キロ
「大磯」定置:小サバ 2.9トン、アジ 150キロ
伊豆方面からは、
「網代定置」:ヤマトカマス 220キロ
「山下丸網」:イサキ 420キロ、小アジ 300キロ、ムツッ子 610キロ
「神津島釣」:釣キンメダイ 200キロ
東方面からは、
「平塚定置」:アジ 80キロ
本日大漁、「米神」定置。夜中の水揚げでは「小サバ」中心の水揚げに終始(14トンあまり)し、「この漁業難にあって水揚げの空白は決して許されない。一刻の猶予もない。この危機を乗り越え、一人の漁業者として、小田原市漁業を支えた者として、今なすべきことはなにか熟慮してきた。そして私は二度目の網締めに出港する決意をした」と奮起。
しかし、昼前に出船した二度目の網締めでは「マルソウダ」(6.2トン)にその主役は交代。残してきたはずの「小サバ」はどこへやら、路線継承の難しさをいきなり教えられた格好にはなったわけだが、所詮漁業は水物、思い通りには行かないものだ。
今年、コロナ禍で延期となったツールも、現在ステージ6を迎えたが、ステージ1のアレクサンダー・クリストフ、続いたジュリアン・アラフィリップ、そしてステージ5でアダム・イェーツへとマイヨ・ジョーヌは代わり続けており、まだまだ勝負はついていない。王座継続の難しさをこれでもかと示し、これからの山場を迎えて、さらなる波乱と交代劇を見せて、我々を楽しませてくれることだろう。
とは言え、ボリュームあってなんぼの定置網漁ですから、二回網を締めて25トン以上の水揚げを確保できれていれば、まあ合格と言えないこともないと考える。単価を上げていくのは、これからでいいだろう。
明日も大漁は、約束されているし・・?