小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:キハダ 100キロ(5本)、小サバ 4.2トン、マルソウダ 1.5トン、サバ 170キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:小サバ 4.2トン、サバ 850キロ、ワカシ 610キロ
「原辰」定置:小サバ 1.1トン、マルソウダ 530キロ、サバ 120キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:ウルメイワシ 760キロ、メイチダイ 350キロ、マルアジ 140キロ、サバ 110キロ
「福浦」定置:小サバ 7.8トン、サバ 310キロ、マルソウダ 120キロ、シイラ 50キロ
「大磯」定置:ウルメイワシ 1.7トン、サバ 260キロ、ショウゴ 70キロ
ここ数日の大漁続きと続く残暑に、氷が飛ぶように売れちゃって、氷が足りない。
水揚げされた魚は、鮮度が命。鮮度を守る為には、何を置いても「氷」による温度管理が欠かせないわけだが、その「氷」が足りないってんだから、一大事である。
ぼやぼやしてたら解けて無くなっちまう氷、だからとぼこぼこ使ってたら魚が凸凹になっちまう氷。もったいないとばこばこ口に入れれば頭が痛い氷。暑いからと口に頬張れば、もったいないと吐き出させられる氷。熱っぽいのと頭に乗せれば、そもそも会社に出てくるなとPCR検査を勧められる氷。
魚市場にある製氷工場の生産能力である24〜5トン/日を大きく上回る使用量に、とうとう氷河期から残っていた在庫も底をついた。
明日の日曜、24時間フル稼働でどこまで在庫を積み上げることができるかだが、その限界を軽く超えてくるから魚の群れは恐ろしい。
週明け月曜の漁次第では、早川の漁港に隣接する「共同冷蔵」に眠っている小田原発祥の”冷凍ミカン”をダンベに入れて、氷代わりに使うことになるやもしれぬ!?
ミカン風味の「サバ」って、どんな味になるか楽しみでしかないんだけど。
