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2021年03月31日

栄養貧困が襲う魚市場の未来

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 6.5トン、ウマヅラハギ 200キロ
「石橋」定置:マイワシ 5トン、スルメイカ 60キロ、ホウボウ 60キロ
「 岩 」定置:マイワシ 8.3トン、ウマヅラハギ 630キロ
「原辰」定置:マイワシ 2.4トン ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:サバ、マダイ ほか
「大磯」定置:カタクチイワシ 60キロ ほか

伊豆方面からは、
「網代定置」:スルメイカ 490キロ
「真鶴定置」:サワラ 300キロ
「川奈釣船」:釣キンメダイ 215キロ

「マイワシ」を見ていてふと思ったのは、某タレントの太めの容姿をいじったプロデューサーが退任に追い込まれたが、この「マイワシ」の容姿をなんと表現したら良いのかということだ。
釘だとか、楔だとか言う人がいるが、彼らを餌にして育つ「スズキ」や「ヒラメ」、「サワラ」と言った魚の太りを見ていると、いかに相模湾に「マイワシ」達の喰うべき「プランクトン」が少ないかが推測できる。
20210331_gAEhap9.jpgかつて、前米国大統領トランプ氏は言った、「痩せた人間がダイエットコークを飲むのを見たことがない」と。
今こそこの「マイワシ」たちにお腹いっぱいに餌を食べてもらいたいと、魚市場に「子ども食堂」ならぬ「イワシ食堂」を作り、我々は今日もせっせと海に餌を投げるのであった(海洋投棄ではありません)。

今日のヒラメ ・・・ 123枚
posted by にゃー at 18:57| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする