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2021年04月01日

時代の斜め上を行く魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 8.3トン、ウマヅラハギ 270キロ
「石橋」定置:マイワシ 500キロ、ウマヅラハギ 110キロ
「 岩 」定置:マイワシ 1.8トン、ウマヅラハギ 730キロ、イシダイ 140キロ
「原辰」定置:マイワシ 1.1トン、ウマヅラハギ 130キロ
「江の安」定:マイワシ 3トン ほか
「二宮」定置:イシダイ 2.4トン、ウマヅラハギ 660キロ、ワラサ 110キロ、チダイ 100キロ、メジナ 70キロ、小サバ 80キロ
「福浦」定置:イナダ 4.2トン、イシダイ 120キロ
「大磯」定置:マイワシ 1トン、カタクチイワシ 50キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:サワラ 230キロ
「沼津底曳」:小ムツ 100キロ

今年は「マイワシ」も続くが、その後ろで地味に「ウマヅラハギ」も獲れ続けているぞ。
瀬戸内海では海がキレイになりすぎて「イカナゴ」が獲れなくなったと聞くが、この「ウマヅラハギ」こそ70年代の海洋汚染の時代に大繁殖した経験を持つ、逆境の鬼とも言われる辛抱の魚。
この魚がこれだけ獲れ続ける理由こそ、この海に生息している魚だけが知る本当の今の相模湾の健康状態のヒントにつながると考えている。
だとすれば、この「マイワシ」のガリ痩せの理由や「ブリ」や「サバ」が獲れなくなっている理由も解明すると考え、まず私は「ウマヅラハギ」と会話するべく「ウマヅラハギ語」の習得に向け、日々彼らの話をリスニングし続けている。
「グェグェグェグェ・・・🐸」

今日のヒラメ ・・・ 149枚
posted by にゃー at 16:15| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする