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2021年06月29日

魚市場の支配魚に関する事項

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 800キロ、モジャコ 290キロ、サバ 200キロ、アジ 180キロ
「石橋」定置:小サバ 130キロ、ウルメイワシ 110キロ
「 岩 」定置:モジャコ 280キロ、アカカマス 100キロ、ヤマトカマス 80キロ
「原辰」定置:小サバ 460キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:小サバ 180キロ、サバ 120キロ
「福浦」定置:ワラサ 1.1トン、イナダ 130キロ
「大磯」定置:アジ 220キロ ほか

伊豆方面からは、
「赤沢定置」:シイラ 150キロ、イナダ・ワカシ 100キロ

「小サバ」が支配的な水揚げ状況にあって、「ワラサ」と「イナダ」が対抗措置をとるべく団結する状況。
どちらも「モジャコ」を仲間に入れようと裏で駆け引きが続く。
一方は「モジャコ」の「ワカシ」格上げを条件に、一方は「アジ」の代替としての「フライだね」の地位約束を差し出した。
明日の魚市場の主導権を握る魚は、「サバ」か「イナダ」か、はたまた「シイラ」か!?
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posted by にゃー at 16:14| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月28日

海鮮爆盛り魚市場マウンテン

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 1.8トン、アジ 340キロ、サバ 500キロ、ワカシ 150キロ
「石橋」定置:小サバ 170キロ ほか
「 岩 」定置:アジ 380キロ、小サバ 420キロ、アカカマス 350キロ、シイラ 200キロ、ヤマトカマス 120キロ、クロマグロ 60キロ
「原辰」定置:小サバ 550キロ、シイラ 200キロ、ワカシ 90キロ
「江の安」定:アジ 110キロ、カツオ 90キロ、シイラ 90キロ
「二宮」定置:サバ 680キロ、小サバ 400キロ
「福浦」定置:シイラ 400キロ、マルソウダ 280キロ、クロマグロ 50キロ
「大磯」定置:アカカマス 1.8トン ほか

伊豆方面からは、
「下田釣船」:釣キンメダイ 190キロ
「神津島釣」:釣キンメダイ 120キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 600キロ

大島釣船・・・釣キハダ 150キロ

20210628_516008.jpg台風はほぼ無関係に過ぎ去って6月も第五週ともなり、月末気配。
それでも休み明けの今朝は「岩」定置の復活やら大磯「湘南定置」の「カマス」爆獲れもあり、結構な賑わい。
「生シラス」も品質量共に安定してきた上に、釣りの「カツオ」と定置の「カツオ」の共演が継続。
それをタタキにせんとする熱狂的なカツオマニアによる火の付いたトーチを持った街頭リレーこそ禁止されたものの、その人気は衰えず、また20210628_073857.jpg「アジ」もギリギリのところで踏ん張りを続けており、それも含めて20〜30キロものの「クロマグロ」も混じれば、なかなかの品揃え。
この爆盛りをもってすれば、夏枯れの三文字どこ吹く風と、涼やかな顔してあと2ヶ月過ごすことができそうだ。
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posted by にゃー at 18:05| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月26日

おーい魚市場で野球しようぜ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 270キロ、シイラ 380キロ、カタクチイワシ 210キロ、ワカシ 100キロ、小サバ 910キロ、カツオ 70キロ
「石橋」定置:サバッ子 150キロ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:シイラ 270キロ、サバ 110キロ
「江の安」定:シイラ、小サバ ほか
「二宮」定置:小サバ 960キロ、サバ 510キロ
「福浦」定置:カツオ 750キロ、マルソウダ 680キロ、シイラ 500キロ、小サバ 550キロ、ワカシ 160キロ、サバ 90キロ
「大磯」定置:アジ 230キロ ほか

和歌山釣船・・・釣キハダ 610キロ、釣カツオ 60キロ

20210626_24653676422.jpgと、中島くんが呼んだか呼ばぬか知らないけれど、今朝の魚市場にはどこからともなく「カツオ」が大集合。
定置網でこれだけのサイズの「カツオ」がまとまることは、非常に珍しい。
とにもかくにも、これは「勝つ」予感しかない。
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posted by にゃー at 18:31| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月25日

魚市場は宸襟を安んじ奉る

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 1.2トン、アジ 460キロ、サバ 120キロ
「石橋」定置:小サバ 320キロ ほか
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:サバッ子 600キロ、シイラ 330キロ、カタクチイワシ 110キロ
「江の安」定:アジ 100キロ、シイラ 100キロ
「二宮」定置:サバ 470キロ、小サバ 400キロ
「福浦」定置:ワラサ 690キロ、イナダ 440キロ、小サバ 210キロ、ワカシ 130キロ
「大磯」定置:アジ 200キロ ほか

伊豆方面からは、
「網代定置」:アカカマス 290キロ、ワラサ 180キロ

この広い海原、魚が群れるには様々な理由があるが、単独で泳ぐのも魚の自由である。
しかし、定置網による漁獲を日々見ていると気が付くが、ポツンと一匹だけで獲れる魚というのは意外に少ないものである。
そんな中、2年前の今日(6/25)、「米神」定置で国内2例目となる「イブシギンヤセムツ」が獲れたのは記憶に新しいところだが、今朝その魚がご近所の江ノ浦に位置する「江の安」定置でも一匹獲れた。
20210625_125120.jpgサイズ的にほぼ同じであり、同種と考えられるが、あれから後も幾たびか漁獲されており、真新しさこそ失せたものの、とはいえ珍しい魚であることは間違いなく、「イブシギン」と言うよりむしろ「値千金」の超レア魚と言うにふさわしい魚である。
どうやら相模湾は「ヤセムツ」の宝庫と拝察されることになるのかもしれない。
上皇陛下の次の研究対象には是非、「ヤセムツ」のご検討を。
食味の研究にと望む方あればどうぞ。
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posted by にゃー at 18:26| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月24日

魚市場リンゴ日報

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小サバ 2.8トン、アジ 470キロ、サバ 200キロ
「石橋」定置:小サバ 400キロ、アジ 140キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:サバッ子 400キロ、アジ 110キロ
「江の安」定:アジ 260キロ、サバ 80キロ
「二宮」定置:サバ 280キロ、小サバ 280キロ、アジ 80キロ
「福浦」定置:小サバ 1.4トン、サバ 460キロ、マルソウダ 500キロ、マルアジ 140キロ
「大磯」定置:アジ 710キロ、アカカマス 100キロ

伊豆方面からは、
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 800キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ、イナダ ほか

20210621_came.jpg「ゲームは人生と同じだって仰ってましたね。えー、しかし、人生はゲームじゃない。遊び半分でやるとえらいことになります」とは古畑任三郎の言葉だが、もちろん漁業者の仕事はゲームではない。
それでは生業とするために、どうしたらもっとお金になる魚が獲れるのか?
その答えは、虫歯の完全な予防法が公開されないことと一緒。
教えたら商売じゃなくなってしまうのだ。
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posted by にゃー at 15:00| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月22日

紫陽花を見に魚市場へ行く

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 270キロ、小サバ 400キロ、サバ 140キロ
「石橋」定置:アジ 680キロ ほか
「 岩 」定置:シイラ 200キロ、アカカマス 80キロ
「原辰」定置:サバッ子 360キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 350キロ、サバ 180キロ、小サバ 160キロ
「福浦」定置:ワラサ 1.9トン、イナダ 3.1トン、小サバ 140キロ
「大磯」定置:マルアジ 420キロ、アジ 230キロ、アカカマス 60キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:アジ 360キロ、シイラ 130キロ
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 200キロ

東方面からは、
「平塚定置」:イナダ 280キロ

奇しくも東と西で同時に獲れだした「イナダ」。
今日の魚を見ると東の方が若干サイズ的に小さいが、脂のりも良くオススメできる。
5月以降「アジ」の勢いに任せて頼りっぱなしであった水揚げ情勢が、そろそろ本格的な夏仕様へと変化する動きが見えてきた。
これからは更なるクチモノの減少と「サバ」、「イナダ」、「シイラ」といった青魚を中心とした水揚げが予想され、あとは「アジ」がどこまで獲れ続けるかに商売の焦点が絞られる。
それにしても気になるのは、沖の熱帯低気圧である。
その動き次第では、これらの予想がひっくり返る可能性が充分にありうるだけでなく、更なる大きな変化という結果をもたらす事になるかもしれないだろう。
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posted by にゃー at 18:27| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする