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2022年09月09日

魚市場・セイブ・ザ・クイン

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 4.8トン、小サバ 4.5トン、マルソウダ 230キロ、サバ 160キロ
「石橋」定置:マルソウダ 200キロ、小サバ 150キロ、ヤマトカマス 130キロ
「 岩 」定置:ワラサ 340キロ、マルソウダ 240キロ、ムロアジ 140キロ、メイチダイ 100キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 210キロ、小サバ 180キロ、マイワシ 130キロ、マルソウダ 90キロ
「江の安」定:マイワシ 490キロ、マルソウダ 200キロ、小サバ 200キロ、ヤマトカマス 170キロ、ウルメイワシ 120キロ
「二宮」定置:サバ 130キロ、小サバ 100キロ
「福浦」定置:小サバ 500キロ、アジ 200キロ、メイチダイ 60キロ
「大磯」定置:ショウゴ 320キロ、小サバ 800キロ、サバ 110キロ

伊豆方面からは、
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 160キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 330キロ
「江の島網」:小サバ 440キロ、サバ 110キロ、マルソウダ 70キロ

今朝の市場でひときわ輝いていたのは、定置網で獲れた一匹の「アカアマダイ」であろう。
ピンク色の身体にまとった黄色のヴェール、シルバーのアイシャドーがアクセント。
深いところにいるとイメージしている人も多いかもしれないが、生息域は広く、20メートルくらいの深さから200メートル近くにまで棲んでいる。
とはいえ定置網で漁獲されることは稀で、意外に獲れない。
それは、普段は巣穴を掘って生活し、あまり広く移動しないためだと思われる。
故に獲れたときは珍重される、当然、セリ場の先頭に並び、その日の相場を牽引する役目を担う。
その容姿もさることながら、その存在感、注目度、利用する価値、あらゆる面で最上級。まさに「海の女王」と称される所以である。
これから冬にかけては、アマダイ釣りのシーズンとなり、水揚げも増えてくる魚。
秋の深まりと共に、魚市場で注目を集める魚の一つとなることは間違いない。
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posted by にゃー at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする