小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:ヒラソウダ 550キロ、ヤマトカマス 340キロ
「石橋」定置:小イサキ 700キロ、ヤマトカマス 270キロ、ヒラソウダ 160キロ、ムロアジ 100キロ
「 岩 」定置:カンパチ・ショウゴ 520キロ、イサキ 110キロ、小イサキ 100キロ
「原辰」定置:カンパチ・ショウゴ 80キロ ほか
「江の安」定:カンパチ・ショウゴ 200キロ、ヤマトカマス 160キロ、ムロアジ 90キロ
「二宮」定置:イサキ、ショウゴ ほか
「福浦」定置:ヤマトカマス 110キロ ほか
「大磯」定置:ヒラソウダ 280キロ、小サバ 110キロ、サバ 100キロ
東方面からは、
「江の島網」:カンパチ・ショウゴ 190キロ ほか
魚市場が今、確信を持ってオススメする「トラ」はコチラ。
「富士スピードウェイ」に行く道すがら、静岡県小山町に巨大な工業団地があるのだが、その一角に巨大な体育館の様な施設がある。
その中で海を泳ぐ「アトランティック・サーモン」が養殖されていると言ったら、驚かない人はいないだろう。海の水はどこから来るのか、どこへ流れるのか、魚はどうやって育てるのか、餌は?魚の糞尿処理、水質維持は大丈夫なのか?数多の疑問が浮かんでは消える中で、それを可能にする技術が今はあるのだ。しかも「あのトラ」がアメリカ・ファーストを叫ぶのに対し、ここはフィッシュ・ファーストを掲げており、卵の空輸から孵化、育成、出荷に至るまで実にスムーズに行われている。今後、生産能力は向上し、数年後には安定出荷になるという。海上養殖と異なり、海洋汚染や病気の侵入の懸念も極限まで減らされ、海洋逃避による種の混乱、台風などによる被害などのリスクも回避されている。完璧なまでに完璧な陸上養殖施設なのである。
今年の9月、晴れて初出荷をされた「サーモン」であるが、まだ生産量は少なく、希少な存在である中、我々(株)小田原魚市場は数少ない国内取扱業者として選ばれることとなりました。
その名も「フジ・アトランティック・サーモン」、今後、国内養殖の存在価値はますます注目を浴びるであろう。
通常の「アトランティック・サーモン」=「タイセイヨウサケ」はノルウェーなど北欧の海上で養殖され、日本に空輸されてくるのだが、何しろこの「フジ〜」は日本国内の静岡産。水揚げから出荷、販売までの時間が短時間で済む上、首都圏までの輸送も近く、環境的にもコスト的にも非常に有意義な取り組みであると言える。当然、魚も新鮮で日本の「サケ(シロサケ)」では不可能な生食が可能、年中流通が可能で旬は一年中。豊富な不飽和脂肪酸(EPA&DHA)を含み、味は今までの「アトランティック・サーモン」と同じどころか、それ以上(個人的感想)。
この魚は、アナタの人生にプレミアムな彩りを加える魚になるであろう。我々はそう確信している。
お求めは、お近くの鮮魚店かスーパーの鮮魚売り場にて。
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