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2025年03月17日

運命の分かれ魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 220キロ、キハダ  1本、
「石橋」定置:アジ、マルアジ ほか
「 岩 」定置:イシダイ 200キロ、アジ 100キロ
「原辰」定置:アオリイカ、クロサギ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:シリヤケイカ 180キロ ほか

伊豆方面からは、
「網代定置」:ブリ 1.6トン

東方面からは、
「江の島網」:シリヤケイカ、イシダイ ほか

本日、小田原宿を颯爽と通過した弥次喜多「ブリ」ご一行。だがここで選択の時が訪れた、果たして網代へと寄り道し、風光明媚な海でひと泳ぎするか、それとも「伊東競輪」で行われる「ウイナーズカップ」へ直行し、一攫千金を狙うつもりなのか?どちらに転ぶか、まさに運命の分かれ道。今、群れの中では群れを二分する大騒動になっているらしい。
一方、小田原では思わぬドラマが繰り広げられていた。そう、本日めでたく「小田原アジ」初等部の入学式が一足早く挙行されたのだ。
ピチピチと元気いっぱいの新入生たち。その数はまだ200キロほどと控えめではあるが、食欲旺盛、勢い余る若武者たちは学ぶ意欲に満ち溢れている。「学び舎は大海なり」とばかりに、彼らはこれから日々の荒波の中で逞しく成長し、すぐに立派な「小田原アジ」へと育つことだろう。今後は各地から続々と「アジ」ご入学の報せが届くに違いない。
「ブリ」は伊東で大金を手にしようというのか、それとも「網代」でご逗留と決め込むのか。さらに小田原の若き「アジ」たちは、未来へ向かって羽ばたこうというのか。いずれの旅路と成長の物語は、まだ始まったばかりである。
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posted by にゃー at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする