
そう、言わずもがなの
「ヒラマサ」である。
10キロ以下は「小物」
10キロ前半はまだ「ひよっこ」
10キロ後半で「大きいな」
20キロ台で「でけえなあ!」
そして
30キロを超えると、
「化け物……(絶句)」
と誰もが言葉を失う。
今朝、
「岩」の定置網で
まさにその超特大が揚がった。
30キロ台のヒラマサとなると、
この15年でも
数本見たかどうかというレベル。
まさに幻級。
市場中がどよめいた。
このサイズにもなると、
「身が粗くて大味だ」とか、
「脂が乗ってないよ」など
買いもしないのに
好き勝手言う人が
現れるものだが、
そもそもこのクラスの魚は、
手を出せる買受人が限られる。
もはや
「買い手を選ぶ魚」
と言っても過言ではない。
「平政(ヒラマサ)」は、
その名の通り
平べったい体が特徴。
同じブリ類でも
「ブリ」に比べて
体つきはシュッとしていて、
なんともスマート。
身質や脂の乗り方も
異なっており、
こってり系のブリに対し、
ヒラマサは上品なさっぱり系。
とはいえ、
しっかりと脂を感じさせる、
上等な旨味を備えている。
そして何より、
ブリ類の中でも
最も大きく成長する
ヒラマサは、
その姿そのものに
“王者の風格”
をまとっている。
孤高の王者、
春の支配者、
それがヒラマサ。
今こそ味わってほしい、
春の地魚の代表格である。
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30キロを超えると、
「化け物……(絶句)」
と誰もが言葉を失う。
今朝、
「岩」の定置網で
まさにその超特大が揚がった。
30キロ台のヒラマサとなると、
この15年でも
数本見たかどうかというレベル。
まさに幻級。
市場中がどよめいた。
このサイズにもなると、
「身が粗くて大味だ」とか、
「脂が乗ってないよ」など
買いもしないのに
好き勝手言う人が
現れるものだが、
そもそもこのクラスの魚は、
手を出せる買受人が限られる。
もはや
「買い手を選ぶ魚」
と言っても過言ではない。
「平政(ヒラマサ)」は、
その名の通り
平べったい体が特徴。
同じブリ類でも
「ブリ」に比べて
体つきはシュッとしていて、
なんともスマート。
身質や脂の乗り方も
異なっており、
こってり系のブリに対し、
ヒラマサは上品なさっぱり系。
とはいえ、
しっかりと脂を感じさせる、
上等な旨味を備えている。
そして何より、
ブリ類の中でも
最も大きく成長する
ヒラマサは、
その姿そのものに
“王者の風格”
をまとっている。
孤高の王者、
春の支配者、
それがヒラマサ。
今こそ味わってほしい、
春の地魚の代表格である。
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