平成19年7月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績
順 位 | 魚 種 名 | 取 扱 量 |
1 | サ バ | 145トン |
2 | マ ア ジ | 25トン |
3 | イ ナ ダ | 14トン |
4 | イ サ キ | 12トン |
5 | ワ ラ サ | 4.7トン |
6 | ウルメイワシ | 3.5トン |
3月ぐらいから6月の終わりにかけてのここ数ヶ月間、相模湾の「潮の様子」は大きく変化しているようだ。アジの姿の消えるのが早かったり、シラスが獲れていたと思ったらパッタリと止まったり、アオリイカが盛り上がることなく産卵シーズンを終えてしまったり、シイラやトビウオの見参が比較的早かったり、一時期見られたソーダ類がまた消えたり、これから本格化するサバが早くも大型中心に獲れてみたり・・・等々。まあ、毎年、毎日、獲れたり獲れなかったりと異なる水揚げに一喜一憂するのが海の仕事なわけですけれども、どうにも机の上の計算通りにはいかない事の多さを痛感いたします。
さて来月の主要魚種のランクを見てみますと、すっかり夏の魚のオンパレードとなっているわけで、なんか今獲れている魚と顔ぶれがそう変わっていないようにも感じます。やっぱりコレを見ても、今年の海は季節を先取っている感がありますね。
昨日、川奈から来たイナダは1.5〜2キロの良い型がまとまっていましたから、今後も期待できそうな魚と言えるでしょう。他には大型のイサキや、今年は各漁場で獲れているマイワシやアカカマス(ネイラカマス)等がお買い得と見られます。最近、日本海ではかなり大きめのマグロが揚っているらしいですけど、こっちでもなんか話題になる魚が獲れてはくれないものですかねえ。
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