「米神」定置:休漁
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁
全国一斉休漁のこの日、小田原漁協所属の各漁船は全て港につながれたまま、のんびり波に揺られている。時折カモメが港の上を飛び、水面に浮かびながら見るものもなくつまらなさそうにしている。
まったりとした時が流れている。
魚市場に来る買受人の数も心無しか少ない様だ。乾いた岸壁が、水を打った様に静まりかえるという皮肉。セリの時間になってもいつもの喧噪はない、そこにあるのは波の様に規則的に刻まれる時のみだ。
しかし、魚市場は止まらない。
日々「物通」という宿命を背負って全国各地から荷物は届いているのだから。そして今日も魚が動いている、多くの魚を愛する人たちが食卓で待っている限り。
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