

2008年09月18日
活特大イシダイ(2)
5月に「原辰」定置で獲れた魚も大きかったですが、今回のコイツもなかなかです。
9/16に稲取の「山下丸」水産の定置網で漁獲された魚ですが、目方で4キロありました。堂々の立派な魚体は、イシダイのシンボルである縞模様は一切消え、まるでプラチナかシルバーの如く、美しく一点の曇りもなく輝いておりました。
「イシガキダイ」の成魚(大物)は、口周りが白くなり「クチジロ」などと呼ばれますが、対して仲間である「イシダイ」はこんなにも綺麗に口の周りが黒くなるんですね。ということで「クチグロ」とも呼ばれます。
イシダイの生命力と泳ぐパワーは、他の魚のそれを圧倒するものがありますし、ましてこれ程の大物ともなればむべなるかなで、網で捕まえようとすると逃げようと必死で泳ぎます。その際には網を持っている手が、グイと引っ張られ、逆に人間が水槽の中に引き込まれるかと疑うほどです。水から揚げてもビックリするほど丈夫ですし、そのパワーは、身の筋肉にもよく現れており、刺身で食べる時のブリブリとした歯ごたえは、まさにそこから来るのだと思います。
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