これは「カイエビス」です。
小田原の「刺し網」には、よく似た魚の「エビスダイ」が良く掛かる。「エビスダイ」は「イットウダイ」と異なり、アントン・カラスのテーマソングが掛かるので区別が付く。いや、それは私の頭の中だけなので、むしろ体色が赤一色なのが「エビスダイ」であると断定できる。
それにしても「マツカサウオ」といい、この「エビスダイ」の仲間と言い、鎧のような堅さの鱗にはただ驚くばかりである。また、コレを剥がして食べようとする人間の貪欲さにもただ呆れるばかりである。
そして、面白いのは「エビスダイ」の仲間全般の種類は、この顔を正面から見たときの、まるで「忍者ハットリくん」の様な「への字口」が何とも愛らしい。う〜ん?正面から見たら区別付かないかも?
さらには、水槽に入れておくと素晴らしい発色と美しい紅色を堪能できる、全くもって素晴らしい魚。泳ぎ方も金魚みたいで楽しいさぁ。
近所の「小田原さかなセンター」に行けば、水槽でお客様を迎えております。見に行ってみてね!
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