あざーっす!今日もネタを有難う。
隣に並ぶ10キロ級の「カマスサワラ」をはるかにしのぐ体長、重量、存在感。もはやこいつは恐竜です。
「福浦」定置で獲れました深海魚「ナガタチカマス」の超大物です。体長はザッと165センチ。目方は堂々の20キロ。ここまで大きくなる必要があったのか、時がそれを許したか、これが地球の懐の深さなのか。
深いと言えば、秋が深くなると相模湾で「ナガタチカマス」の近縁種である「クロタチカマス(ナガスミヤキ)」の釣り船が夜になると盛んになった(夜になると深海から浅いところへ上がってくる習性を利用した釣り)ものですが、ここ数年はめっきり不漁でその姿をなかなか見ることができなくなりました。釣れるサイズはせいぜいが1メートルというところでしたが、こちらの「ナガタチカマス」とは初対面となりました。ここまでの長さと幅、重量がある個体がいるんですね〜驚きです。
昔の魚屋さんに言わせれば、昔はよく獲れていたと言いますが、その昔ってオルドビス紀がシルル紀中期のころじゃないのでしょうか?相模湾の深いところには、こんな魚がまだまだ泳いでいるんでしょうか、だとすれば嬉しいことです。地震の予兆かと先走る声もありますが、それでこんな魚が見られるのなら、地震の一つや二つ怖くはないさと強がりたいものですね。
にしても脂も乗っていそうだし、身も厚く、骨も太いけど、美味そうですねえ〜。
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