2012年12月20日

イケカツオ

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今の人に池真理子と言っても通用しないだろうが、磯野カツオなら誰でも知ってるだろう。
堤防で釣りをしている若者に「イケカツオ」が釣れるよと言っても誰も興味を示さないだろうが、「アジの仲間」が釣れるよといえば、喜んで釣り糸を垂れるだろう。

相模湾より南の海では、夏から秋にかけて堤防から普通に釣れ、釣りの初心者を喜ばせる魚ではあるが、その名前を知る人は本当に少なく、魚市場でもほとんど知る人もいない。当然、興味を示す人すらおらず、その空気感ぱねえ、と思った漁師が提供してくれました。

漢字で「生鰹」と書くらしいが、どの辺がカツオなのか今ひとつピンと来ない、かわいそうな魚。でもまあ、大きくなると60センチくらいにまでなるらしいので、その頃にはそれなりの貫禄が生まれているのかも知れない。
なにしろ日本近海に流れ着くのは20センチくらいまでの幼魚から子供サイズしかおらず、小田原の周辺ではまだ大きい「イケカツオ」を誰も見たことがないのだ。

味に関して、美味しいという報告はついぞ聞いたこともなく、その扁平な体型からは旨さのかけらも見いだせない気がする。
しかも鰭の棘に毒があるという情報まで有り、うっかり手も出せない。

まるで人に好かれる要素の少ない魚なのだ。

しかし、そんな魚だって広い海の中、懸命に生きているのである。
ラベル:定置網漁業 地魚
posted by にゃー at 09:56| Comment(1) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
空気感ぱねえ魚!
Posted by 色黒 at 2013年07月15日 17:21
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