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2013年03月30日

ムツエラエイ

冬の深海魚シリーズ
20130329_hexagon.jpg

別名、ブヨブヨシリーズ第2弾。

「米神」の定置網に入った。どうやら基本、世界中の深海に生息しているらしい。それも結構深いところにいるようだ。
そのような魚がなぜ、小田原に?ムムム。

20130329_mutuera.jpgエイのエラは5つがスタンダードなのだが、こいつは6つある。それがそのまま名前になって「ムツエラエイ」なのだ。

20130329_muera2.jpgとんがった鼻、紫がかった色合い、つぶらな瞳や、控えめな尾と棘。そのどれもが特徴的なエイである。

此奴も10数年前に相模湾で獲れた報告があるそうだが、滅多に獲れない種類であることは変わりなく、詳しいことも分かっていないようである。
口はビヨーンと良く伸び、砂泥内の底生生物や貝類などを食すのだろうか、歯らしいものはなく、磨り潰すためのような歯列が並ぶ。
それにしても、とにかく堅いところが歯列くらいしかないってくらい、全身ブヨブヨのゼラチン質でできており、持ち上げるにも苦労する魚である。

現在どうやって料理するか検討中であり、レシピを思案中である。
posted by にゃー at 22:01| Comment(1) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
珍しいですね!
食べれるんですか?
2000年に大瀬崎で生きたムツエラエイを見たことがあります。
命の星・地球博物館に標本が一体あるのですよね。
Posted by シャラ at 2013年05月26日 19:51
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