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2013年04月27日

【毒】ヒョウモンダコ【危】

キツネ目の男が魚市場に何の用かと思ったら、「どくいりきけん たべたらしぬで」の文字。
まさか、オクトバシーの陰謀かと勘ぐりながらも話を聞けば、珍魚が獲れたとかナントカカントカ・・・。
そうこう言いながら、何やらカメラを構えだしたので、ほうほう、これのことやな?とおもむろに出したるタコこそ、「珍タコ」中の「珍タコ」。略して「珍タ」。
20130427_poison.jpg
これがその「ヒョウモンダコ」。


昨日、福浦の素潜り漁師さんが獲ってきた。
大きさは手のひらに軽く乗るくらいに小さいが、その秘めたるパワーは「かいじん21面相」もびっくりなほど。そのパワーとは、噛まれるとその唾液に含まれるテトロドトキシンで、一発で死ぬか、良くても全身麻痺してしまうという超猛毒の持ち主というから、うっかり手を出すのは危険である。

生息域は南日本海域といわれ、九州〜紀伊半島くらいまでと普通言われてきたが、近年の温暖化の影響が徐々にその生息域を北へ移しつつある生物の一つである。
近年、小田原の隣町である真鶴でも獲れたという話を聞いていたが、やはりその隣の湯河原の海で獲れたとなると、もはや相模湾にもこのタコが定着しつつあることの証明となろう。普通に磯や岸壁にいる種なので、海岸で水遊びをしていたり、潜ったりしていてうかつに手を出すと危ない目に遭うことになってしまうかもしれない。

20130427_hyomon.jpg刺激を与えると目まぐるしく色を変え、警戒を促す為に特徴である豹紋と青紫の文様をあらわにする。
面白いのでツンツンしていたら、いい加減に気分を害し、拗ねてしまった。意外に可愛いところもあるようだ。
たこ焼きにしたら一口だとか、「イイダコ」と一緒に煮てしまえなどと外野は言っていたが、法務大臣じゃないんだから、命をそう易々と粗末にすることはできないし、しばらく水槽に入れて観察してみることとしよう。
水中を自在に泳いだり、海底を這ったりする動きは面白いし、擬態や変色する様も興味深い。是非ともこのタコを飼育、調教し、将来的には日本海を泳いで渡らせ、刺客として送り込む作戦を、ウッ・・・。
posted by にゃー at 17:41| Comment(2) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
夜アオリイカのバケに乗ってきたことあるョ
Posted by 小笠原父島お天気カメラ at 2013年04月27日 21:20
20年前ですが、ダイビングで有名な大瀬崎で見たことありますよ。
その時は知らないで、手で捕まえたら青い模様が点滅したので、珍しいタコだな、くらいの知識でしたが、そのあとインストラクターさんに説明され自分が青くなりました。割りと珍しいとは言ってましたが西伊豆あたりではそこそこいるようですね。
Posted by イクチィ at 2013年04月28日 01:02
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