小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:アジ 1.6トン、サバ 330キロ
小サバ 840キロ、イサキ 100キロ
「石橋」定置:アジ 3.5トン、サバ 470キロ
小サバ 840キロ
「 岩 」定置:アジ 2.2トン、シイラ 180キロ
サバ 110キロ、マルソウダ 110キロ
ブリ・ワラサ 620キロ
「原辰」定置:サバ 620キロ、マルアジ 150キロ
アジ 60キロ
「江の安」定:アジ 360キロ、マルアジ 100キロ
カタクチイワシ 120キロ、サバ 100キロ
小サバ 190キロ、ウルメイワシ 60キロ
「二宮」定置:サバ 920キロ、小サバ 6.1トン
「福浦」定置:ブリ 600キロ、ワラサ 250キロ
サバ 580キロ
「大磯」定置:サバ 1.3トン、小サバ 4.2トン
ワカシ 770キロ、マルアジ 180キロ
アカカマス 90キロ
伊豆方面からは、
「真鶴定置」:ウルメイワシ 430キロ、サバ 130キロ
ワラサ 190キロ
「川奈杉本」:アオリイカ、スズキ ほか
「アジ」が第一党へ返り咲いて、久々の繁栄を謳歌しているこの5月、6月。第二党に甘んじている「サバ」たちも虎視眈々とその牙城を崩そうと、草の根の活動を含めじっくりとその期を伺っている。
「サバ」は小田原では数少ない年中安定して獲れる魚の一種であり、中でも「ゴマサバ」はその中心で、獲れるサイズも500g前後が主体と決まっていた。しかし、今年はちょっとその様子が異なっていて、特に「ゴマサバ」がいつもより大きく、平均でも一回りから二回り大きいのが特色であり、さらに「ゴマサバ」に混じって「マサバ」もいつも以上に獲れているのである。今まで、圧倒的に少数派であった「マサバ」の復興で「サバ」の群れも多様化を見せてきており、多くのニーズを吸収、消化しつつあり、新たな商流までも生まれつつある。そこへ来てこの大きさと価格の安定である。誰が見ても買い、今が押せ押せのチャンスなのである。
「サバ」の代表は今朝のインタヴューで「今期は予想以上の善戦だ。この結果を月末の商売につなげて、1キロでも多くの漁獲獲得につなげたい。」と力を込めていた。
2013年06月24日
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