2013年07月27日

魚市場から続くシルクロード

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 5.9トン、小サバ 6.9トン
       サバ 500キロ、ウルメイワシ 670キロ
       シイラ 260キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:ヤマトカマス 620キロ、シイラ 180キロ
       マイワシ 350キロ
「原辰」定置:マイワシ 1.7トン、シイラ 100キロ
       ヤマトカマス 130キロ、ウルメ 190キロ
「江の安」定:ウルメ 570キロ、マイワシ 270キロ
       シイラ 140キロ、ヤマトカマス 80キロ
「二宮」定置:小サバ 980キロ、ワカシ 650キロ
       マイワシ 820キロ
「福浦」定置:ワラサ 610キロ、サバ 270キロ
       アジ 60キロ
「大磯」定置:アジ 310キロ、マイワシ 230キロ
       小サバ 1.4トン、ウルメイワシ 150キロ

 伊豆方面からは、
「川奈釣船」:釣メダイ 90キロ ほか
「川奈杉本」:シイラ、イサキ ほか

 東方面からは、
「平塚定置」:アジ 80キロ
「佐島釣船」:釣カツオ 560キロ、釣キメジ 80キロ

世間が夏休みだからと言うわけではないが、最近、曜日の感覚がない。
週末というと、かつては定置網に入る魚が減っていたものだが、この頃はそうでもなく、先週の「小サバ」といい、今週も「マイワシ」や「ウルメイワシ」がまとまっていた。「マイワシ」も比較的小型の「ヒラゴイワシ」がほとんどで、「ウルメイワシ」同様に少しは大きくなってきたが、まだまだというサイズが中心。
「ヤマトカマス」もそうだが、丸干しや干物にされる魚種は、その用途故に一匹あたりの単価が非常に重要で、結果的に一匹あたりの大きさが買う買わないを決定する大きな判断材料となる。セリ前になると、加工向けに買い付けようと言う人たちは、しきりにそれら候補の魚たちの重量や長さを吟味しつつ、あーでもない、こーでもないと今日の狙いを定めるのである。
そして見事買い付けに成功した魚は、速やかに工場へと運ばれ、素早く加工されて、丸干しや開きなどの製品となって我々に届く。材料となる魚の鮮度を保つためには、加工業者の持つそれぞれの加工場(=加工に携わる人数)の規模に応じた量しか処理できないため、買い付ける量は自ずと限られてしまうが、それが製品の善し悪しにつながってくるとなれば、無理もない。
同じく小田原を代表する水産加工品の「かまぼこ」にしても、その原料となる魚の加工と処理はいかに早く行うか要求され、品質の維持向上のために、できるだけ素早く加工されることが求められる。それにしても「かまぼこ」の原料になる魚の頭を取ったり、内臓を取ったりの作業は、手間も掛かるが体力的にも大変な仕事で、そこに」スピードが要求されるとそれはもう獅子てんや・瀬戸わんやである。
その中の一人としては、世間一般の人たちが地魚を使った加工品を見た際には、多くの人がその製品に携わり、努力したことを思い出して欲しいと思うばかりである。
posted by にゃー at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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