
2013年09月04日
ケブカイセエビ
「イセエビ」シーズンを象徴するかの様に、先日に続いて「イセエビ」に混じる珍エビシリーズ。
明らかに「イセエビ」と異なる緑色の魚体、しかし形は「イセエビ」そのもの。
「カノコイセエビ」に似て第一触覚に縞模様も入っている。
特徴的なのは眉間に入るオレンジとブルーの隈取りの様な模様。
このエビを何というか?
小田原では昔から
「ニシキエビ」で通っていたようですが、
「ニシキエビ」はもっと南に棲んでるし、
模様ももっとギラギラしてる。
正式名称
「ケブカイセエビ」というのだそうです。
「毛深いエビ」?
いえ。「ケブカイセエビ」です。
ただ漢字で書いても「毛深伊勢海老」となるようです。
どうやらお腹の蛇腹部分にある溝に短い毛が生えているのだとか(今度よく見てみよう)。
ということは、ノーマルの伊勢海老は「ハイジニーナ・イセエビ」と名付けることにしよう。
それはともかく、食べても味は「イセエビ」と変わらないそう。
その割に色のせいか値段が安くなってしまう可哀想なエビなのである。
いつか「ケブカイセエビ」の名を世間に広め、逆に貴重だ!珍品だ!と喜んで貰える様にしたいと思う。
毛深いからって恥ずかしがることはない、人間誰でも何でも、生まれたままの姿を大切にしたいものだ。
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