「米神」定置:キハダ 6本、マルソウダ 25トン
小サバ 1.8トン、ヤマトカマス 1.6トン
サバ 100キロ、イサキ 50キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 5.8トン、小サバ 3.3トン
ヤマトカマス 1.1トン、小イサキ 180キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 390キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 190キロ、サバ 380キロ
小サバ 800キロ
「福浦」定置:サバ 90キロ、ヤマトカマス 90キロ
「大磯」定置:アジ 860キロ、小サバ 1.7トン
ヤマトカマス 250キロ
伊豆方面からは、
「川奈杉本」:ヘダイ 90キロ ほか
「西伊豆釣」:釣スルメイカ 250キロ ほか
大島 ・・・ 釣メダイ 540キロ ほか
和歌山 ・・・ 釣キハダ 3本、釣キンメダイ 640キロ
この時期になると決まって大漁となる「マルソウダ」のことを、小田原の人は「ウズワ」と呼ぶ。背中に散らばる青い迷彩模様が、渦を描いている様に見える事からそう名付けられたという。
その昔は「ウズワ」を塩漬けにして「塩ウズワ」を作り、安価で出来る保存食として長く食べたというが、最近は食の多様化や伝承の断絶などによりめっきり食べる人もいなくなり、一部の魚屋や漁師が鮮度の良い内に刺身にして食べるくらいになってしまった。脂が最も乗る秋深まった頃の「ウズワ」は、「マグロ」の大トロにも負けないと言うほどの脂乗りを見せることがあり、食味もさることながら、そのコストパフォーマンスから貧乏人の大トロとして、昔から親しまれたものだが、スーパーでの取り扱いもほとんど無く。知る人ぞ知る魚になってしまっている。
実に勿体ないことであるが、「ウズワ」はその魚の特徴として赤身であり、血合いが特に多いことが知られています。鮮度落ちがしやすい魚とは、つまりヒスタミンの生成がされやすいと言うことであり、結果的に食中毒リスクが高い魚であることが言えます。その為に多くの量販店や魚屋が取り扱いを自重することとなり、やがて鮮魚流通からその姿を消していきました。
重ねて言うが、実に勿体の無いことである。「ウズワ」について言えば、課題である鮮度を維持した形での流通が確立できれば、もっと普及する魚であることは間違いない。
今日のイセエビ・・・ 50キロ
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火を通すので寄生虫やヒスタミン中毒の心配も減りますしね。
マルソウダはやはりソウダ節になってるんですかね?