2015年02月02日

ケンケラケン

kenken.JPG
この写真は小田原で「ケンケラケン」と呼ばれる魚である。


多くの場合が「クロシビカマス(小田原名:スミヤキ)」や「カゴカマス」の幼魚の事を指しており、中には近似種が混じっている場合もある。
いわゆる雑魚というカテゴリーに入る魚である。

「ケンケラケン」は、冬の海水温の低下する時期に「米神」や「福浦」といった深型の定置網で「ハダカイワシ」などに混じりよく獲れる魚であり、小田原は「クロシビカマス(スミヤキ)」を珍重する土地柄らしく、昔からこの魚も無駄にせずに利用してきた。

最も簡単な料理方法は、軽く丸干しにして炙って食べる方法であり、骨の多い魚だが、小さい魚体なら小骨も食べられるので魚好きなら食べられるレベルである。
脂のある魚なので味があり、普通に美味しい。

しかし近年は飽食の時代になり、魚食離れも進み、この魚を好んで食する人も少なくなり、消費が進まなくなっている。結果、雑魚は雑魚としての扱いに止まることが多くなってきているのが現実である。

昔から安い魚ではあったが、値段以前に利用されることがなくなるというのは非常に残念なことである。
が、こういった魚を量の多少を問わず使いこなすことができれば、あたらしい加工品や商品、需要の開発等につながるヒントを得られるのではないかと考える。それにはコストや手間の課題を超えたところで挑戦してみるという姿勢が必要であろうし、そうでなければできないことかもしれない。
posted by にゃー at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック