2015年02月21日

分散投資型魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 320キロ、スルメイカ 40キロ
「石橋」定置:アジ 130キロ、カタクチイワシ 70キロ
「 岩 」定置:活イシダイ 100キロ、アジ 60キロ
       スルメイカ 60キロ
「原辰」定置:活ヒラメ、カワハギ ほか
「江の安」定:サバ、ホウボウ ほか
「二宮」定置:活ヒラメ、ホウボウ ほか
「福浦」定置:ブリ 100キロ(14本)、サバ 710キロ
       スズキ 60キロ
「大磯」定置:サバ 120キロ ほか

 伊豆方面からは、
「真鶴定置」:スルメイカ 90キロ ほか
「土肥釣船」:キビナゴ 110キロ

小田原  ・・・ (素潜)ワカメ 250キロ

毎日、何が獲れるか分らない定置網。漁の多少も大きく変化するこの季節は、近海はもちろん神奈川県全域から伊豆半島に至るまでの小田原を中心とした海域から水揚げ品を中心に荷を集め、販売する魚を確保します。
当然、全体的に水揚げが少ないこの時期ですから集めるのにも苦労しますが、なんとか集めた物の中には近海魚はもちろんの事、素潜りで獲った貝類もあれば、同じく海藻類もあります。さすがに干物やかまぼこと言った加工品は並びませんが、我々のアセットアロケーションを構成する魚介類は、魚が少ないこの時期、実に様々な構成要素によって成り立ちます。多種雑多な魚介類の集荷によって岸壁にはいかにも魚市場的な雰囲気があふれ、少ない荷を争って競り合う活気が生まれます。と同時に我々は誇りと価値意識を持ち、水産物の販売とさらに鮮魚の出荷や加工等、手をかけた商売も行い、漁獲高と売り上げを積み上げつつ、利を得ることを行います。
そして徐々に定置網や刺し網の漁獲が増えてくる春になってくると、魚の占める割合が増え、地魚や近海魚の占める割合が増大するのだが、その際にもできるだけ魚だけに偏ること無く魚市場としてできるだけ多くの魚介類を扱うことを旨とし、手間をかけながら量をこなす仕事を行わなければならない。それはつまり仕事量が増え、結果的に売り上げも上がることになるのだが、なかなか水産物に関しては実働と実利が比例しない現実もあり、それを称して”水商売”と言われる原因もある中で、業界の人間としてこの課題をクリアできるビジネスモデルのイノベーションを促進しないことには、今後の若い担い手と業界の成長は無いと言えるだろう。

今日のヒラメ・・・ 305枚
posted by にゃー at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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