いえ何、別にアナーキーって言っても、無政府主義でもノンセクトでもありません。
ただ単にお尻に穴が開いたってだけの「シイラ」の話です。
え?お尻に穴があるのは普通の話だって?
その穴が、普通じゃ無いんだって。
よ〜く上の写真をご覧遊ばせ。お尻の方にチョコッと横穴が開いているでしょう(青い所)。
ちなみにゴラン高原をアジトに活動しているイスラム過激派は、アナキズムと言うよりはジハード主義的反政府主義勢力。
いずれにしても若いときに降りかかったアクシデントを物ともせず、全てを受け入れてここまで生きてきた「シイラ」の勇気と矜持。生き物万歳と思わざるを得ません。
運命の糸に導かれたせいか、この度、定置網に入ってしまい、人間の手によって漁獲されてはしまいましたが、このハンディキャップを背負って生きた一匹の「シイラ」の生きた証は、永遠に残ることになるでしょう。
って、この程度の傷の魚は、意外と自然界に多数存在します。幼魚の時に囓られた魚や、ヒレを失った魚、片目が無かったり、釣り針に掛かったままの魚など、結構、野生の生き物って逞しいんですよ。
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