梅雨まっただ中の水曜日。
幸い雨は降っておらず、曇ってはいるものの穏やかな陽気だ。
今朝は期待できるかな?

すでに魚市場の方が何人か集まって、忙しく動いている。地元の小釣り船などを中心に水揚げは行われていた。




小田原でもそうなのだが、この魚は伊豆半島全域で「アカゼ」とか「アカゼモロ」などと呼んで刺身を珍重する文化があり、人気が高い。当然、価格も高いわけ。丸々と太っていて、美味しそう。定置網にまとまることもあるが、小田原では秋の魚だ。
ずらりと並ぶ魚たち。まもなく競りの始まりだ。
カリンカリンと鐘が鳴ると、あちらこちらから買参人が集まってくる。


次から次へと運ばれる「キンメダイ」の山、また山。

下田には「キンメ」の看板があり、沖には優良な漁場を抱える伊豆諸島が控えている。黒潮は常に目の前を流れ、磯に囲まれた漁場は豊富な水産資源を育んでいる。こんなすばらしい漁場と宝に恵まれた港だが、いかんせん首都圏から離れている。伊豆自体遠いイメージだが、ここ小田原からでも車で2時間はかかる。なかなかおいそれと行ける距離では無い。
しかし、そのカベを壊してこそ新しい取り組みを行うことができる。静岡(伊豆)+東京(伊豆七島)+神奈川(小田原)のコラボ。その三つ星を結ぶとき、オリオンの星は未だかつて無い魅力の光を放つ。
※遠足〜三崎魚市場 遠足〜真鶴魚市場
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