小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:キハダ 340キロ、ヤマトカマス 100キロ
サバ 400キロ、マルソウダ 530キロ
小サバ 180キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 300キロ、サバ 160キロ
マルソウダ 140キロ
「 岩 」定置:マイワシ 400キロ、マルソウダ 240キロ
ヤマトカマス 90キロ
「原辰」定置:サバ 280キロ、ヤマトカマス 130キロ
マルソウダ 140キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:キハダ 25キロ(1本)、サバ 60キロ
「福浦」定置:ワカシ 500キロ ほか
「大磯」定置:休漁
伊豆方面からは、
「山下丸網」:ヤマトカマス 130キロ ほか
「川奈杉本」:ヤマトカマス 100キロ ほか
「沼津釣船」:釣タチウオ 60キロ
「真鶴定置」:シイラ 240キロ
風が吹いたり、雨が降ったり、潮が早かったりで休漁相次ぐ中、なんとか魚を集めていただきました。
「ヤマトカマス」も減りましたが、よく見ると全体に魚が減り気味で、これはどうも天候の影響が最も大きいと考えられます。
明日以降の天候の回復が魚回復の鍵になりそうです。
そんな中でも希望の光は有るもので、沼津から来た駿河湾の一本釣りの「タチウオ」。相変わらずのビカビカで、銃刀法違反スレスレの存在感を示しておりました。
さて、こちらは約4年ぶりに登場した「オキハギ」という魚。以前獲れたのも湯河原沖にある「福浦」定置網。分布域は駿河湾以南とされ、相模湾の小田原では滅多に獲れないマイナー魚であるが、先日発売された「美味しいマイナー魚介図鑑」に載ってないのでどうやら南の方ではメジャーな魚種なのであろうと思われる。この種は仲間が珊瑚礁周辺に生息するのに対して、沖合を遊泳するのが好きなようで、そのために黒潮に乗ってここまで運ばれてきたと考えられる。さらに生息域が異なると言うことは食性も異なっており、この種の属するモンガラカワハギ科の中では美味しい魚とされる。
今日のイセエビ・・・ 20キロ
2015年09月26日
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