って、これ「ヤマメ」釣ってる時に、ポイント間違えるとイヤってくらいに釣れてくる渓流(中流域)の嫌われ者「アブラハヤ」じゃないですか。
小田原沿岸の定置網に淡水の魚が入ることは、今までも度々報告がある(ブラックバス、コイ、ニジマス、マルタ、アユ、スッポンなど)のですが、この「アブラハヤ」は初めての確認となりました。
おそらくは昨日の大雨による河川の増水により流され、海に流れ出たものと推測されます。
ちなみに入った定置網は「米神」の定置網。同じ網の中には、枯れ葉やら木の枝やらが大量に入っており、昨日の大雨と春一番に煽られ、結構な川の水とゴミが出た事が考えられますが、その割に網の中には意外と魚少なく(「サバ」の他は「小イサキ」が100キロ位)、拍子抜けの感がありました。
一旦、緩んだ気温も、今日の夜以降は冷え込むと言う事ですし、まだまだ定置網の低迷は続くのかも知れません。それでも、この低迷の中にもこんな変わり種が一匹いるだけで、心和むのは何故でしょう。
どこで油を売っているのか知りませんが、定置網に入るべき魚たちが、一日も早く小田原沿岸に来て、網に入ってくれる事を祈りたいと思います。
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