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2016年02月26日

ニギス

20160226_2giss.jpg

おいしい魚は相模湾。と散々言い続けては来たが、駿河湾でも美味い魚は獲れる。
その代表が「ニギス」、と私は思う。

天ぷらやフライも良いし、水っぽい身は干物にすれば美味さ100倍。

地方によっては煮付けや塩焼き、すり身にも良いらしい。

名前の由来は「シロギス」に似ている為ということだが、なかなかどうして「シロギス」にも負けない魅力を持つ魚だ。
20160226_2giss2.jpgそれなのに市場評価は「シロギス」の2割程度と低く見られているのは、なんとも可哀想。

量獲れることもその理由であろうが、相模湾ではまだまだ知名度が低いのも否めない。
小田原では「メギス」と呼ぶのが一般的らしいが、これはおそらく同じく深海性のエソ類である「メヒカリ(アオメエソ)」と区別しているのかも知れない。

ちなみにこれも獲れたのは駿河湾の深海(底曳き網)であり、「メヒカリ(アオメエソ)」も漁獲される海域で獲っている。

入荷のタイミングとしては、今回2日続けて入荷はしたものの、相模湾の魚市場では珍しいと言えるだろう。
これからも市場で見掛けたら、是が非でも購入をお奨めしたい魚である。
ラベル:深海魚 グルメ
posted by にゃー at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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