この魚が獲れる際の共通点。
その1、決まって1匹だけ獲れる。
その2、「ヤマトカマス(ミズカマス)」と混獲される。
その3、比較的深い定置網で獲れる。
その4、この魚が獲れると、決まって名前は何と聞かれる。
パッと見は「カマス」。先のとがった細長い顔立ちに、20センチ前後の細長い体。少し褐色っぽい体色で、「カマス」と混じって獲れれば、気がつく方が神がかってる。
ただし、大きく異なる点がある。
それは口である。
頭の下部にあり、普通の魚のように上下にパクパクと開く形では無く、完全に海底の泥などを口に入れるのに適応した形をしている。例えるならば、腹話術の人形のように開くイメージ。
またヒゲもある。
また「ネズミギス」の仲間は、硬骨魚類の中でも比較的原始的な種とされており、漁獲される機会も少ないことからあまり研究も進んでいないようです。一部、南方で獲れる種には毒リスクも有るとか無いとか。
その意味でこの魚には今後もチュー意が必要ですね。
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