これ立派な生き物です。活きてます。
見た目から「鳥の巣」と漁師に揶揄され、疎まれる存在ではありますが、堂々と「クモヒトデ」の仲間に分類され、普通に海に棲む棘皮動物の一種であります。
しかし、このモジャモジャの見た目と触手一本一本が意志を持ったかのように独立して動く様は見るものを全て釘付けにするインパクトがあり、今朝の競りに並んだ魚介類の中でも最も注目を浴びる結果となりました。
漢字で書くと「手蔓縺」。「手が蔓のように伸び、もつれちゃってる」という意味になろうか。
これだけの手練れともなれば、あの手この手、万策尽くして、あらゆる困難を乗り切ることが可能だろう。
うらやましい限りである。
これ本当に二宮の定置網に入ったのだろうか?
【関連する記事】






