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2017年07月14日

今が魚市場のセーブポイント

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ・ウルメイワシ 17トン
       小サバ 1トン
「石橋」定置:マイワシ・ウルメイワシ 2トン
       小サバ 150キロ、アジ 70キロ
       小イサキ 80キロ、ウルメイワシ 50キロ
       ワカシ 100キロ
「 岩 」定置:ウルメイワシ 1.4トン、小サバ 120キロ
       カタクチイワシ 100キロ、アジ 40キロ
「原辰」定置:カタクチ 250キロ、マイワシ 950キロ
「江の安」定:マイワシ 120キロ、カタクチ 30キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ワカシ 1.5トン、サバ 630キロ
       カツオ 50キロ、トビウオ 50キロ
「大磯」定置:アジ 250キロ、アカカマス 350キロ
       ワカシ 310キロ、小サバ 140キロ
       サバ 60キロ、ショウゴ 40キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:ヒラマサ 150キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 500キロ
「片瀬沖曳」:生シラス 190キロ

神津島船 ・・・ 釣キンメダイ 1トン
和歌山船・・・釣キハダ 740キロ、釣カツオ 80キロ

一体誰が「こんな魚たちに負けるわけにはいかない」なんて宣ったのか。
「イワシ」の怒りの大逆襲が始まってしまった。「ヒラゴイワシ」を筆頭に「ウルメイワシ」と「カタクチイワシ」、そして「シラス」までも引き連れた「イワシ」の大連合が市場を青一色に染めてしまっている。
弱者の武器は団結である。市場前の「鰯デモ」は列を成し、押し寄せる波の如く次から次へとやってくる。その時、暴動鎮圧の為に我々が取るべき行動は何か。催涙弾の如く氷を投入するか、高圧放水の如く冷海水を噴射するか、刺叉の如くたも網で動きを封じるか。答えはすべて否である。
ダンベと言う名の収容施設にぶち込み、希望者に値入をさせる。そしてその日の魚をその日に売り切る。それは目の前の魚を目の前から無くす事であり、民衆蜂起を芽の内から摘み取ることである。つまりそれが最も効率的で効果的な方策である。
気がつけば今日は「バスティーユ襲撃(フランス革命)」から228年目の夏だった。
posted by にゃー at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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