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2018年02月22日

猖獗を極め切った魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヤリイカ 95キロ、サバ 80キロ、小サバ 160キロ
「石橋」定置:ヤリイカ 130キロ ほか
「 岩 」定置:ヤリイカ 190キロ、ウマヅラハギ 150キロ
「原辰」定置:ヤリイカ 200キロ、マイワシ 530キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 90キロ、ウマヅラハギ 150キロ、サバ 140キロ
「福浦」定置:サバ 1.4トン ほか
「大磯」定置:アジ 40キロ、ヤリイカ 20キロ

伊豆方面からは、
「川奈釣船」:釣キンメダイ、釣アコウダイ ほか
「川奈杉本」:ヤリイカ 30キロ ほか

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 50キロ、ヤリイカ 30キロ

小田原 ・・・ (素潜)マナマコ 100キロ

20180222_0707.jpg長い冬もいつかは終わる。
「小サバ」を筆頭に、「マイワシ(ヒラゴイワシ)」や「カタクチイワシ」などの小魚が増え始めると、魚市場にワサワサとした賑やかさが帰ってくる。
今年は相模湾に魚が少ないことを良いことに、徹底的に続いた「ヤリイカ」の天下も最後の足掻きを見せる中、徐々に魚が増えてくると、いつしかその居場所を失う事になるだろう。
いよいよ水温の上昇と潮の入れ替えが進めば、さらにその更新は早まるはずである。
20180222_0943.jpg魚は浮かれ始め、種類と群れはますます大きくなり、どっと沿岸へと寄ってくる。気持ちの高まりが抑えきれなくなると繁殖の季節。魚が魚を呼ぶ好循環が生まれる。
我らはそれらを称して、「春」と呼ぶのだ。
posted by にゃー at 14:59| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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