キンメダイのストラップ?
いえ、
「キンメダイ」の幼魚は
背びれが一条
長く伸びることが
知られています。
その個体を称し、
「イトヒキキンメ」
と呼ぶのです。
その後、
成長に連れて、
切れるのか消滅するのか
知りませんが、
伸びたヒレは無くなって、
普段の「キンメダイ」の
姿になるのです。
今朝「米神」の定置網に
入ったと言う事は、
近くに「キンメダイ」の
産婦人科が
あるのでしょうか。
小児科かな?
昔は「キンメダイ」の
好漁場として知られた
小田原近海の深場も、
いつしか釣り過ぎが祟って、
今や大型個体は皆無。
深場で産まれた個体が
浅瀬に寄ってきたところを
釣る遊漁船が嗜む程度の
魚影となってしまいましたが、
今でもこうして若い個体が
いるということは、
将来への希望も
残っていると言う事に。
あまりに小さい「キンメダイ」は、
漁師さんの自主規制により
釣っても放流されたりするのですが、
これからも「キンメダイ」の
保護と制限と見守りを継続し、
貴重な資源と漁場を守り、
未来へとつないでいって
欲しいものです。
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