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2018年05月11日

ヨシキリザメ

20180511_kyoton.jpg
キョトーンですよ

まるで自分が何故ここにいるか
まるきり分かっていない模様・・

20180511_samesame.jpg
ドドンと横たわる青い巨体

夏になると「青魚」は
黒潮に乗って回遊してきたり、
暖かい海に誘われて
相模湾に顔を出すことが
知られていますが、

「青いサメ」も例外ではありません。

「青いサメ」と言えば・・

ストレートに「アオザメ」が
思い浮かぶ人もいる
と思いますが、

←「アオザメ」は
キバのような歯がズラッと並び
「ヨシキリザメ」の
小さめの鋸のような
歯と比べると
ナタと小刀くらいの
違いを感じます。

「アオザメ」の顔も
「ヨシキリザメ」の
つぶらな瞳とは異なって

かなりハングリーな目をしています。

見るからに「俺は危険だぞ」と言う
オーラを出して、
近付く者を圧倒します。

「ヨシキリザメ」は、
よりスマートな体をしており
顔は面長。
胸びれが長く伸びて、
体も細い。

上品な「ヨシキリ〜」に対し、

下品・・いや

おっかない「アオザメ」
と覚えましょう。

「ヨシキリザメ」は
全国的に水揚げ量が多く、
フカヒレの原料として
高級扱いされ、

気仙沼などでは活発に
取引されているそうです。

ちなみに
奥で横たわっている
灰色の物体は
メジロザメ科の
「クロヘリメジロザメ」
と思われます。
.
posted by にゃー at 20:59| Comment(4) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヨシキリザメの英名は「blue shark」で直訳すると「アオザメ」になります。ややこしいですね。一方のアオザメの英名は「short-fin mako shark」。この「mako」は「mackerel(サバ)」に由来するようで、日本語では魚へんに青と書く「青魚オブ青魚」であるサバみたいなサメということのようです。 
Posted by 地産地消 at 2018年05月13日 00:11
あらやだよ。
私がよく行く麻布の高級中華・香宮では、
18,000円の香宮特選ふかひれコースを良く頼むんだけど、
そのメニューには ( http://www.shangu.jp/foods.html )
「三宝魚翅(3種類のフカヒレ料理)」として
・青鮫 広東風上湯仕立て
Guangdong style Refined soup of the blue sharkfin
・吉切り鮫|香宮特製魚湯仕立て
Shangu style Highest soup of the shortfin mako shark
・鼠鮫 潮州風濃厚スープ仕立て 
Cháozhōu style thick soup of the salmon sharkfin
と書いてあるんだよね。

今度行った時に料理長を呼んで、訂正してもらいまっさ。

すいません、わたくし一部嘘をついておりました <(_ _)>
Posted by にゃー at 2018年05月14日 19:27
こんなネタ、よく見つけてくるなあ。。。
「ウバ鮫のコラーゲンと金華ハムが香る極上スープ」もかなり怪しいですね。
ウバザメは、60〜70年代には三重県で突棒漁で漁獲されていましたが、最近は全国的にも年に1回定置で混獲されるかどうかという漁獲状況で、メニュー化するのはほぼ不可能だと思われます。そもそも、「サメのコラーゲン香るスープ」って何だ?
Posted by 地産地消 at 2018年05月15日 23:47
今朝は
ヨシキリザメの赤ちゃんが獲れてました

まるで
お土産屋に売っている
ゴムで出来たおもちゃです

http://uoichiba.seesaa.net/article/459507520.html
Posted by にゃー at 2018年05月21日 17:18
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