
ぽっこりお腹は珍種の証
「エチオピア」?
の声に
うんにゃと一言。
では?何だ?
・・・
今朝は
あちこちの定置網に
「カツオ」や「ハガツオ」
が獲れたけれども、
市場の片隅に一匹、
この
「マルバラシマガツオ」
がいたことに
気付いた人は
誰ひとり
いなかっただろう。
そう・・
庭木をいじる
薔薇マニアなら
知っている。
秋バラは、
春バラの季節に比べて
ぐっと花の数は減り、
地味な印象を与え、
咲かせる楽しみは
少ないかも知れないが
それだけに
ひっそり咲いた
一輪の
愛おしさは、
一層深い・・。
そんな深い相模湾から
やってきた
一匹の黒い魚。
普段見掛ける
「シマガツオ(エチオピア)」と
どこが違うか

判りますか?
ま、名は体を表すの通り
腹回りが特徴的に
出ているのが
お分かりいただけると思います。
山のように魚が獲れた
時化後の朝、
期待を抱いた
岸壁に
たった一輪咲いた
珍魚
その一匹を
愛おしく愛でる。
それが
「珍魚魂」
というものだ。
そんな時流すのは
「君は薔薇より美しい」
ではない、
♪バラはバラは
気高く咲いて
♪バラはバラは
美しく散る
「ベルサイユのばら
オリジナル・サウンドトラック」
一択だろう。
ちなみに
この一匹は、
セリで
他の魚と混載され
一山100円にて
あっさりと
買われていった・・・
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