2019年05月23日

漫才ブーム前夜の魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 1.1トン、カタクチイワシ 2.9トン、サバフグ 220キロ、小サバ 1.1トン、チダイ 60キロ、サバ 230キロ、マルソウダ 120キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アジ 1.6トン、カタクチイワシ 1.2トン、トビウオ 110キロ、アオリイカ 160キロ、小サバ 320キロ、マルソウダ 160キロ、サバ 60キロ
「原辰」定置:カタクチイワシ 6.7トン ほか
「江の安」定:カタクチイワシ 1.8トン、アジ 150キロ、ウルメイワシ 40キロ
「二宮」定置:小イサキ 1トン、チダイ 150キロ、マダイ 100キロ、アジ 160キロ、ニベ 90キロ、イサキ 60キロ、小サバ 80キロ、アカカマス 70キロ
「福浦」定置:ワラサ 650キロ、サバ 140キロ、イサキ 260キロ、アオリイカ 260キロ、シイラ 520キロ、アジ 90キロ、メジ 50キロ、ヒラソウダ 50キロ、イナダ 110キロ、マルアジ 70キロ
「大磯」定置:アジ 250キロ、小サバ 910キロ、コノシロ 80キロ、ウルメイワシ 60キロ

伊豆方面からは、
「川奈杉本」:クロダイ、メジナ ほか
「山下丸網」:イサキ 330キロ、クロマグロ 110キロ、メジナ 120キロ、ワラサ 230キロ
「伊東釣船」:釣ケンサキイカ 380キロ

大島釣船 ・・・ 釣キハダ 650キロ

嵐の前の静けさとは言うが、嵐の後の大騒ぎとは正にこの事だ。
台風の様な低気圧の去った相模湾は、♪揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで、回して回して回して掻き回された〜〜・・と「夢想花」。
底から沖から磯から浜から出てくる出てくる、地魚のオンパレード。
この層の厚さは、こないだ(たった40年前)の「漫才ブーム」直前の玉石混淆としたお笑い界に近い。
line_1558563291740.jpg旬の盛りを過ぎたとは言え実力と存在感で圧倒する「ブリ」・「ワラサ」の様な中田ダイマル・ラケット、「アジ」の安定した人気は横山やすし・西川きよし。彼らに隠れはするが多才ぶりを発揮する海原千里・万里はまるで「イサキ」の様な器用さであるし、死去による解散直前の上方柳次・柳太は、のっこむ「アオリイカ」の味の濃さに例えられ、フラワーショウやかしまし娘の様な多人数グループは「カタクチイワシ(ヒコイワシ)」や「小サバ」の群れを思わせ、ファミリーに受けの良い春日三球・照代や獅子てんや・瀬戸わんやは、「チダイ(ハナダイ)」や「マグロ」、「ヒラメ」だろう。
その他、少数ではあるが実力と人気のある「カイワリ」や「カワハギ」、「タチウオ」、「トビウオ」・・・
夢路いとし・喜味こいし、Wけんじ、コロムビア・トップ・ライト、青空千夜・一夜・・そしてテレビに活躍の舞台を求め、国民的人気を得ていくコント55号やドリフターズ・・そしてタモリやツービート。
後にお笑いの形を変えていった新しい勢力も頭角を現しはじめており、きっと数十年後の小田原を代表する地魚も、今朝の水揚げの中にいたに違いない。常に海は変化し、魚も生き物、情勢に合せて勢力図は日々塗り替えられることだろう。
ちなみに今日はキスの日。もちろん「シロギス」も珍しくまとまっていた。
posted by にゃー at 23:03| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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