小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:ヤリイカ 40キロ ほか
「石橋」定置:マルソウダ 90キロ ほか
「 岩 」定置:ヤリイカ 45キロ ほか
「原辰」定置:ヤリイカ、ケンサキイカ ほか
「江の安」定:イトヒキアジ、ヒラソウダ ほか
「二宮」定置:サバ 50キロ、ヤリイカ 40キロ
「福浦」定置:サバ、ウスバハギ ほか
「大磯」定置:マイワシ 1.1トン ほか
「イワシ」が「ドッカン」で「ID」か?
違う違う、そうじゃない。
「ID=Important Data」、つまりデータ重視のシンキング魚市場だ。
「マイワシ」が増えれば、それを追って「ブリ(ワラサ)」、「ヒラメ」などの大型の魚が増える可能性が期待できるとか。
定置網に「ヤリイカ」がその占有率を増して、メスが確実に混じって来たとなると、いよいよ群れのピークと見て、全体量から昨年比からのボリューム低下は否めないと判断すれば、つまり大獲れが期待できないとなる。となると、代わりに「イシダイ」あたりでその分をカバーしないと市場的には苦しくなる、等々。
我々は沖に行くわけではないから、日々の定置網の漁獲の推移と漁師さんの証言を元に、あれこれ推察して明日、明後日、来週、来月の目論見を立てるのだが、データに頼らない経験や勘で「データとこ勝負」の時代と、毎日の蓄積したデータをAI分析してはじき出した「マル秘水揚げ予報」の出る時代とでは、もはやその経営には雲泥の差が生じる。
物流や産地情報の飽和した今こそ、顧客の動きや鮮魚相場に左右されない、新たな情報の創出が地魚の価値を増大させる事になるだろう。
つまり、シンキングしてシンキング(沈下)を防ぐ魚市場経営が求められているのである。
私は日々、シンギング(鼻歌交じり)であるが・・♪
今日のヒラメ ・・・ 92枚
2020年02月12日
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