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2020年07月29日

はるかな小田原、遠い魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マイワシ 6トン、小サバ 600キロ、ムロアジ 160キロ、ヤマトカマス 90キロ
「石橋」定置:マイワシ 1.2トン、ヤマトカマス 130キロ、サバ 90キロ
「 岩 」定置:マイワシ 5.4トン、小サバ 760キロ、ムロアジ 540キロ
「原辰」定置:マイワシ 1.7トン、カタクチイワシ 250キロ、ヤマトカマス 90キロ
「江の安」定:ウルメイワシ 480キロ、マイワシ 160キロ、カタクチイワシ 60キロ
「二宮」定置:小サバ 190キロ、アジ 120キロ
「福浦」定置:小サバ 1.9トン、マルソウダ 500キロ、サバ 460キロ、ワカシ 170キロ、メジ 80キロ
「大磯」定置:ワカシ 530キロ、タチウオ 80キロ、サバ 70キロ、アジ 60キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:ジンダ 240キロ、ワカシ 200キロ、ヤマトカマス 170キロ
「山下丸網」:イナダ 270キロ、ムツッ子 210キロ、ジンダ 150キロ、イサキ 100キロ

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 100キロ、サバ 90キロ
「腰越定置」:ジンダ 40キロ ほか

連日の数字の高止まりは、もはや完全に第二波の証明。
高止まりと言って思い出すのは、この季節、高い木の上の方で朝からシャーシャーと啼きわめく「クマゼミ」が風物詩として思い出されるが、今年は梅雨明けもまだだし、いよいよ近づく立秋に、夏をすっ飛ばしての秋が来てしまうんじゃないかと、日々やきもき。
実際、第一波である3月以来の「イワシ」の大獲れに、他の魚の出番は無しか?と思いきや、「小アジ」や「マサバ」、さらに「イナダ(ワカシ)」や「ヤマトカマス(ミズカマス)」など、小さくともワラワラと脇を固める役者がずらり。しかも今朝は、その中に「ムロアジ(アカゼモロ)」まで現れて、完全に種類で稼ぐ秋の海の様相であった。
このまま「イボダイ(エボダイ)」や「カイワリ(カクアジ)」、さらには「ヘダイ(シロダイ)」、「ショウゴ(カンパチ)」と出てくれば、もう戻れない。夏の思い出はどこへやら、今年は学生、生徒だけじゃなく、「クマゼミ」はおろか我々まで、夏の喜びは来年までお預け。
今年は夏の無かった2020年として、歴史に記憶されることになるのかもしれない。
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posted by にゃー at 18:36| Comment(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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