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2022年09月21日

夏の終りのハーモニー魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:ヤマトカマス 1.3トン、小サバ 1.6トン、アジ 530キロ、小イサキ 490キロ、アカカマス 320キロ、ハモ 230キロ、ウルメイワシ 180キロ、サバ 170キロ、ワカシ 100キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:小サバ 480キロ、ヤマトカマス 140キロ
「原辰」定置:イサキ 140キロ
「江の安」定:ヤマトカマス 870キロ、小イサキ 80キロ、ショウゴ 70キロ
「二宮」定置:ショウゴ 190キロ、サバ 110キロ、小サバ 170キロ、小イサキ 80キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁

東方面からは、
「平塚定置」:アジ 600キロ、マルアジ 110キロ

今回の台風14号、日本に接近するまでは焦らし作戦で、九州〜本州に上陸したかと思ったら「あっ」と言う間に消えちゃうという、まるで映画「ターミネーター4」の製作発表から公開爆死みたいな流れを思い起こさせ、世間では三連休に通過する「なんと言う無能台風か」との声も上がっていたようだが、さすが過去最強とまで言わしめた潜在能力の高さを遺憾なく発揮し、遠く相模湾までも力強く攪拌してくれたのであった。
結果、今朝の魚市場にはこれでもかと豊富な種類と量の地魚が並び、今まで散々海の安全地帯で夏休みボケしていた魚達をたたき起こすことに成功したのであった。
「小イサキ」中心の水揚げではあったが、その中には「クエ」や「ハタ」、「キス」、「イシダイ」、などの高級魚はもちろん、他にも消えかけていた「メイチダイ」や「マツダイ」、「ハマフエフキ」、旬の「ヘダイ(シロダイ)」や「カンパチ(ショウゴ)」、「カマス」などなど。おまけに「小田原アジ」まで戻ってくるし、いいこと尽くめ。
特に「ハモ」は米神だけで200キロ以上も水揚げがあり、隠れた小田原名物としてその存在感を見せつけた。
明日以降もしばらくは、この「秋祭り」が続くと予想されており、今週は次の三連休も含めて、地魚三昧と洒落込みたい。
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posted by にゃー at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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